| ポルシェ・ケイマン納車二ヶ月後の印象はどうだ |
さて、いつの間にやら購入したポルシェ718ケイマンが納車から二ヶ月経過。
納車一ヶ月目の印象はすでに公開済みですが、こちらは「エンジン(というたターボ)の熱で車内が暑くなる」「乗り味がスパルタン」「あんまり燃費が良くない」というもの。
その印象は今も変わらずですが、燃費については徐々にその「稼ぎ方」がわかってきて、納車一ヶ月目からずいぶん伸びて「リッター11.8キロくらい」にまで改善されています。
ポルシェ718ケイマンの納車二ヶ月目で感じたことは?
そこでポルシェ718ケイマン納車二ヶ月目の印象ですが、大きく分けると「内装の立て付けが良くなった」「意外と周囲の受けがいい」というもの。
内装の質感はずいぶん改善
718ケイマンは型式だと「982」で、つまり981の後継扱い。
しかしながら型式が変わった理由としては「エンジンがターボになった」ということが大半を占め、そのほか多くの部分は981世代からキャリーオーバーされています。
よって内装もほとんど981世代のまんまですが、981世代で感じられた内装の異音についてはかなり抑えられているように思います。
981世代ではケイマン/ボクスターともにけっこう異音が出ていて、とくにぼくが乗っていた981ボクスターはちょっと不整路を走ると盛大にきしみ音はじめ内装からの低級音が発生し、自分は我慢できたとしても同乗者に気を使ってしまうほど(かなりボロいクルマだと思われていたかもしれない)。
自分なりに対策を施しては来たものの、ほぼ「焼石に水」で、最後の方は「(異音対策について)もう投げてしまった」というのが実情です。
ですがケイマンではほぼ異音が出ず、これは「ボクスターの3倍近い」ボディ剛性を持つケイマンの車体に起因するのかもしれませんが、試乗した981世代のケイマンに比較しても「静か」だと感じます。
ただし現在のところは一箇所のみ、リアハッチのあたりで「カタカタ」音が出るようで、他が静かなだけにちょっと気になるところ。
これについてはもうちょっと乗ってみて対策を施そう、と考えています。
そして懸念としては「もうちょっと距離を走ったら、あちこちから異音が出るようになるかも」知れず、ここは注意してみたところ。
ぼくはこれまで、この718ケイマン以外に新車で3台のポルシェを乗り継いで来ましたが、いずれもある程度走行すると、色々なところから音が出てくるようですね。
ポルシェ718ケイマンに対する周囲の印象は?
そしてポルシェ718ケイマンに対する周囲の反応ですが、「以外に反応がないな」という感じ。
せっかくクルマを買い替えたので何らかの反応があってほしいような、しかしあまりに反応されても恥ずかしいような気もするので「これくらいがちょうどいいのか」と思ったりします。
なお、反応のほとんどは「ボディカラー」に対するもの。
「ポルシェ」というところにはほとんど触れず、「このボディカラーは純正?」「あとから塗ったの?」「特注?」といった感じでその特殊性に突っ込んでくる人が多いようです。
参考までに、これまで(普段乗りのクルマで)周囲からの好意的な反応がもっとも多かったのはミニクーパーS(R56)、アウディTT(8S)、そしてレンジローバー・イヴォークあたり。
もっとも反応が薄かった、もしくはネガティブだったのはBMW i3。