| 1速で12000回転以上回すと、さすがにシビれるサウンドに |
さて、納車されたホンダCBR250RRについて、すでに相当な距離を走りましたが、今回はトンネルの中で「全開」にし、かつ動画を撮ってきたので紹介したいと思います。
もちろん制限速度内(ギリギリ)での加速ですが、1速レッドゾーン手前にて、すでに制限速度に達してしまおうかという状況。
その後はシフトアップ→そのまま巡航という流れです。
アクラポヴィッチのマフラーは「合法」と「非合法」とがある
なお、ぼくのCBR250RRに装着しているアクラポヴィッチのマフラーは「公道走行可能な」タイプ。
というのも、CBR250RRのマフラーには「競技専用」「公道走行対応」の二種類があるため。
詳細は不明ですが、基本的には構造や構成は同一で、合法マフラーには「バッフル」が入っており、それによってサウンドが抑えられているようですね(このバッフルを抜く人もいるようだ)。
たしかに公道走行可能なタイプだと、アクラポヴィッチといえども音量自体は相当に小さく、通常使用時だと純正とさほど差はない、と考えています。
ただし5000回転くらいからは「弾けるような」パルスを発するようになり、これがかなり気持ちの良いところ。
純正マフラーだと高回転まで回したときに聞こえるのは主に(振動による)共鳴音なので、ここは大きく差があるようですね。
CBR250RRの0−100km/h加速は5.7秒くらい?
CBR250RRの0−100キロ加速について、公称値は発表されていないものの、Youtubeなどを見るとおおよそ5.7〜5.8秒くらい。
クルマに置き換えた場合、このタイムは現行モデルだとホンダ・シビック・タイプR(FK8)、ポルシェ・パナメーラ(ベースグレード)とおなじくらい。
ポルシェ718ケイマンの0−100キロ加速が5.1秒なので、CBR250RRの加速は「さほど」速いとは言えませんが(38馬力しかない)、250ccのバイクだと最も速い部類に属するようです。
なお、CBR250RRは価格や装備の面から見てあまり比較のされようがないバイクで、同クラスのスーパースポーツともやや異なり、かといって400ccや600ccのスーパースポーツとも単純比較できない、と考えています。
要は「ヒエラルキーの外にある」的なバイクでもあり、クルマでいうとホンダ・シビック・タイプRのようなポジションなのかもしれません(シビック・タイプRは、誰もが認めるパフォーマンスを持つクルマではあるが、スーパーカーやハイパーカーと比較されるたぐいのクルマではない)。
なお、こちらがその動画。
加速時は(停車からの発進なので)けっこうスピードが出ているように見えるものの、実際はその後の巡航時の速度と同じです。