| 2020年10月から環境性能割が1%増加(というか減税措置がなくなる) |
さて、ついに注文したランボルギーニ・ウラカンEVO RWD。
ランボルギーニの新車については基本的に「受注生産」なので、注文を入れてそこから納車までひたすら待つことになりますが、納期は車種そして注文時期によって様々です。
ただし共通するのは注文時に「保証金」を入れる必要があること。
注文書にサインをしたのちに保証金を支払う必要があり、これを確認してようやく本国へと「オーダーが入る」ことになりますが、そこからランボルギーニ本社が「いつそのクルマを作るか」という予定を組むことになります。※注文と同時に、反社会勢力関係者ではないことを保証する書類、キャンセル時の保証金の扱いなどを記載した書類にサインをすることに
この保証金については、そのメーカー、ディーラー、車種、オプション装着状況、購入実績等によって金額が異なるものの、だいたい車両金額の10%くらいが目安となっているようです。
今回、ぼくの場合は「300万円」を保証金として送金していますが、これはもちろん購入金額から差し引かれるので、購入金額(32,559,836円)からこれをマイナスした金額を納車前に支払えばOK。
2020年10月以降は自動車購入の諸経費が高くなる
そして生産が完了した後に3ヶ月位すると日本にやってきて納車整備→納車という流れとなって、ぼくが注文したウラカンEVO RWDは「最短」だと5-6月の生産となり、早ければ7-8月納車の予定(ニューモデルの割には予想より早い生産)。
ちなみに2019年10月の消費税増税に伴って「自動車税」が引き下げられるとともに、それまで3%が課されていた自動車取得税が撤廃されています。
そして自動車取得税にかわって導入されたのが「環境性能割」というよくわからない税金。
これはその自動車の環境性能に応じて「非課税(電気自動車など)」「1%(平成32年度燃費基準+10%達成)」「2%(平成32年度燃費基準達成)」「3%(それ以外)」とにわかれています。
なお、自動車取得税につき、乗用車だと3%だったので、増税前は「消費税8%+自動車取得税3%=11%」の税金が課されていたわけですが、2019年10月からは「消費税10%+環境性能割」という税制に移行。
よって、電気自動車などエコなクルマを買う人は実質減税となるものの、その他の場合は2019年以前と同じか「増税」ということに。※10%+1%、もしくは10%+2%、10%+30%となる
自動車取得税は「二重課税」として批判の対象となっていたワケですが、これを「環境性能割」という体の良い制度に置き換えられてしまい、なおかつ負担が(逆に)増加するという状況となっています。
ただ、政府(総務省)はそういった批判をかわすためか、この「環境性能割」については臨時的軽減措置を設けていて、2019年10月〜2020年9月末までの間は「1%→0%(非課税)」「2%→1%」「3%→2%」へと若干軽減。
しかし2020年10月以降はこれらがもとに戻るため、購入者の負担が増加することになるわけですね。
ちなみにウラカンの環境性能割税率はもちろん最高の3%。
よって現状はこれが2%へと臨時的に軽減されるものの、ぼくのウラカンEVO RWDの納車が10月にずれこめば「3%」へと戻ってしまう、ということに。
なお、車両本体価格が3000万円だとすると3%は「30万円」に相当するので、これは正直バカにならない金額です。
スーパーカー購入の流れはこうなる
それはともかく、スーパーカー購入のおさらいをしておくと下記の通り。
注文〜納車までの期間は車種によって異なるものの、おおよそ7ヶ月くらいが目安。
ただしニューモデルで生産速度が上がらない場合や、人気モデルで「ウェイティングリスト」が生じている場合はもっと長くなるのは言うまでもありません。
なお、フェラーリでも人気モデルでなければ「(7ヶ月」くらいで納車が行われることもあるようです。
ちなみにホンダNSXの場合は「生産前」に残金を支払う必要がある、とのこと(ディーラー談)。
1.商談 ↓ 2.注文 ↓ 3.保証金の入金(メーカー、ディーラー、車種やオプション装着状況によって金額は異なる) ↓ 4.ひたすら製造を待つ ↓ 5.日本にやってきて登録前に残金を精算 ↓ 6.登録 ↓ 7.納車 |