| やはりドイツ人のやることはエクストリームだった |
ドイツのチューナー、キーバニー(Keyvany)がランボルギーニ・ウルスのカスタムを公開。
今まで見たウルスのカスタムカーの中では「もっとも」過激だと思いますが、全身をカーボンパーツで武装し、かつホイールは24インチサイズへと交換済み(それでもほかのクルマに取り付けたときのように”異常なほど”大きくは見えない)。
ちなみにこのフロントセクションだけで34キロ、リアを合わせると41キロの軽量化に成功している、とのこと。
そのルックスはとんでもなくアグレッシブ
そしてこのボディパーツ群はアグレッシブとしかいいようがなく、フロントバンパーは開口部が大きなものへとまるごと入れ替えられ、横方向に「Yシェイプ」の発光グラフィックを持つLEDデイタイムランニングランプが挿入されることに。
あちこちにはカーボンパーツが取り付けられた挙げ句、バンパー下部にはウイングレットつきのスポイラーも装着されています。
ボンネットももちろんカーボン製、そしてダクト風のスリットが多数入るデザインへ。
フロントフェンダーにはエアアウトレット、そしてサイドの装飾はカーボンファイバー製へ(しかも大型化)。
前後オーバーフェンダーもカーボン製、そしてサイドアンダーにもカーボン製のパネルが装着されています。
リアもフロントに負けず劣らず過激なデザインを持ち、ルーフエンドにはフローティング式のリアスポイラー、テールゲートには突き刺さりそうなほどのエッジを持つリアスポイラー。
バンパーサイドにもカーボン製パーツが取り付けられ、リアディフューザーは極端に大きなデザインへ。
フロントフェンダーのエアアウトレットは一旦カットしてダクトを追加しているか、もしくは「フェンダーまるごと入れ替え」のようです。
こちらはリアスポイラー。
テールランプ中間にもカーボン製のガーニッシュが装着されています。
ドアミラーもカーボン製。
なお、キーバニーはウルスのパフォーマンスまでをも向上させており、その出力は650馬力から一気に820馬力へ。
その内容については今回公表されていないものの、おそらくはECU+給排気系のチューンによって達成されたものと思われます。
このパワーアップによって0-100km/h加速は3.3秒へ、最高速度はなんと325km/hへと向上している、とアナウンスされています(おそらく、これ以上速度を出せるSUVは存在しない)。
費用についても公開されていないものの、「ルーフとドア」以外、全てのボディパネルには手が入っているように思われ、「相当な額」なのは間違いなさそう。
「Lamborghini」エンブレムも「Keyvany」へと置き換えられています。
Keyvanyウルス=Keyrusの内装はこうなっている
なお、キーバニーはこのウルスについて「キーバニー+ウルス=キールス」と呼んでいる模様。
インテリアにおいても外装並みに凝ったデザインが採用され、センタートンネルやアームレスト、シート中央は厚みのあるパッドを使用したダイヤモンドステッチが採用されています。
ステアリングホイールはじめ内装のいくつかはカーボンファイバー化。
こちらもやはり相当な費用が投じられているのは間違いなさそうですね。