| 中古車は「すぐ乗れる」というメリットがある反面、なかなか希望の個体が見つからない場合も |
さて、現在中古車の購入を検討中。
なぜ中古車なのかというと、「すぐに乗れるから」。
そしてこの「すぐに乗れるから」というのは今のぼくにとって重要な事項であり、(税務上の理由で)今年中に使ってしまわないといけないお金があるためです。
よって、これまでメルセデス・ベンツBクラス、ランドローバー・ディフェンダーの購入を検討してきたものの、両方とも先行発注分、受注発注分ともに年内納車枠は埋まっており(ディフェンダー90については、生産そのものが来年まで後ろ倒しになった)、これらは購入検討対象から外れることに。
候補はレンジローバー・イヴォーク、ポルシェ・マカン、ミニJCWの3つ
そして現在のところ、候補は「レンジローバー・イヴォーク」、「ポルシェ・マカン」、「ミニJCW」の3車。
いずれも価格帯が異なるものの、ぼくが気になるクルマのベスト3でもあります。
そのほか対象として考えうるのはフェラーリ・カリフォルニアT、ジャガーF-Type、アルピナ(B3)、レクサスRC、アバルト595、フォルクスワーゲン・ゴルフR、プジョー2008。
今回の用途としては「日常的に乗る」クルマなので、サイズがそこまで大きくなく、燃費がそこそこ良く、安全性が高く、保険も安く、高速安定性が高く、凍結路でも安心で、かつリセールが良く、なによりも運転していて楽しいということを考慮しています。
そしてもちろん、すべての要素を満たすクルマはまず無いので、総合点が高いクルマを選ぶか、もしくはどれかひとつが突出しているクルマを選ぶということになりますが、そこで挙げたのが冒頭の3台ということになるワケですね。
ここで、それぞれのクルマについて考えてみたいと思います。
レンジローバー・イヴォーク
まずはレンジローバー・イヴォーク。
すでに2019年6月にモデルチェンジを果たしており、よって1年以上経過したために市場には新型イヴォークの元デモカーなどの中古車が出回っています。
見たところ400万円台~700万円台までありますが、中心としてはおおよそ600万円前後、といったイメージです。
なお、購入するのであれば、お付き合いのある(以前にイヴォークを購入した)ディーラーから購入したいと思うものの、認定中古車の「難」として、同じ「ジャガー・ランドローバー認定中古車」であったとしても、欲しい車両を販売しているディーラーが(付き合いのあるディーラーと)別の経営母体であれば、そこから車両を引っ張るのは難しい、ということ。
つまりはディーラー同士の横のつながりがほぼ無いということになるので、付き合いのあるディーラーから購入するのであれば、そこが持っている在庫から選ぶしかなく、その在庫に希望するような個体がなければ、割り切って別のディーラーから購入するしかない、ということに(メンテナンス自体は、購入したのと別のディーラでも行ってもらえるので問題はない)。
現時点では「そこそこ希望に近い」個体がつきあいのあるディーラーのストックにあり、かなり有力な候補となっていますが、先代イヴォークだと価格がガクっと下がって400万円台から選べるので、「日常使いであれば、モデルチェンジ前のイヴォークでもいいか」と考えたり。
ポルシェ・マカン
そして次はポルシェ・マカン。
こちらは2019年10月にフェイスリフト(マイナーチェンジ)を迎えており、”後期型”にスイッチしています。※新型マカンの発表自体は2018年
新型へと移行するにあたっての変更点は大きくなく、外観だと「左右のつながった」テールランプが最大の識別点となっていて(内面だとグレードによってはエンジンが一新。安全装備やインフォテイメントシステムも充実)、こちらもボチボチ中古市場に登場しているものの、新型マカンは結構高値にて推移しているようですね。
中には新車価格を超える設定を行っているものも少なくはなく、これは「ポルシェの中古車は、オプション価格も反映した設定がなされることが多いから」。
多くのポルシェオーナーは、注文時に200万円~300万円のオプションを装着するといい、それらの全てではないものの、PASMやスポーツクロノなどの人気オプションは中古価格にも反映されることになります。
そしてこちらも付き合いのあるディーラーから購入したいとは思うものの、なかなか希望にマッチした個体がなく、そしてポルシェの場合もやはり他のポルシェセンターが持つ認定中古車から在庫を引っ張るのが難しい、というのが困ったところ。
ちなみにフェイスリフト前のマカンになると相場が一気に200万円ほど下がるようで、新型マカンの中古価格にちょっと足せば、フェイスリフト前の「マカンGTS」も購入が可能。
そして、数年乗って売却するときのことを考えれば、値下がりが小さいのは先代マカンGTSのほうだと思われ、先代のスポーツグレードを狙う、というのもアリかもしれません。
ミニJCW
そして最後はミニJCW(3ドアハッチバック)。
ぼくはミニが大好きですが、2010年からずっとミニからは遠ざかっていて、そして次世代ミニが「中国製のEVになりそうだ」ということを考慮するに、現行ミニをもう一度買っておくか、という気持ちも持っています。
そして買うならハイパフォーマンスモデルのJCWをと考えているのですが、こちらは極端にタマ数が少なく、価格としては400万円ちょっと、といったところ。
おそらく希望の個体を見つけるのは難しく、通常のミニクーパーSをも視野に入れて探すことになりそうです。