| ポルシェ911ダカールにカスタムカラーをオーダーできない状況が「暫定」なのか「恒久」なのかでちょっと事情が変わってくる |
ボクの911ダカールのコンセプトは「ユルい日常の足」
さて、微妙に購入を迷っているポルシェ911ダカール(そうしているうちに枠がなくなってしまいそうではあるが)。
購入するにはまずオーダーブックに登録する必要があり、それに際してはあるていど仕様を決める必要があるとのことで、今回ざっとした仕様を考えてみたいと思います(ぼくの場合、仕様を検討したクルマについては結果的に購入することが多い)。※オーダーブックに登録したとしても、911ダカールの購入が確約されるわけではない
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ポルシェ911ダカールの仕様を考えてみよう
そこでポルシェ911ダカールの仕様を考えていみたいと思いますが、まず911ダカール最大のウリである「ラリーパッケージ」については非装着でゆこうと思います。
このラリーデザインパッケージは、ダカールラリーで優勝を成し遂げた911のオフロードバージョン(タイプ953)、そして959を意識したロスマンズカラー(ホワイト/ゲンチアンブルーメタリック)にペイントされること、そして911では初の「ツートン」にペイントされることが大きな特徴。
このラリーデザインパッケージについてですが、その価格は4,337,000円に設定されていて、非常に高価ということになりますが、エクステリアだと「(レッドとゴールドのストライプ含む)デカール」「ラリーストライプ」「ドアのラリースポーツグラフィック」「ホワイトカラー」にペイントされ、カラークレストが装備された19/20インチサイズの911ダカールホイール」「カーボンファイバー製リアスポイラー」「レッドテールレンズ」が付いてきます。
インテリアだと「レーステックス素材とシャークブルーステッチ入りのシート」「ルーフライニング、ダッシュボード、ドアトリムなどがレーステックス素材に」「インテリアトリムがセラミカ(ホワイトっぽいカラー)に」「シートベルトがシャークブルーへ」といった変更がなされ、その内容としてはじゅうぶんに”価格に見合った”ものだとも考えています。
ただ、それでもぼくがこれを選ばないのは、「そもそもロスマンズカラーにそんなに興味がない」「ラリーデザインパッケージを選ぶと、装着できないオプションが出てくる」などむしろ制約が増えるため。
ぼくはこの911サファリについて、モータスーポーツを意識した仕様よりも、「日常的に乗れる、ユルい仕様」にしたいと考えており、今回はそういったコンセプトに基づいてコンフィグレーションを行ってみようと思います。
そこでまずホイールについては「ホワイト(+0円)」を選びたいと考えていますが、そもそも911ダカールのホイール形状は「ダカールホイール」一種類のみで、カラーについては「サテンブラック」「ベスビオグレー」「ホワイト」を選択可能(画像を見る限りでは、ホワイトのみがリム外周までペイントされるようだ)。
そしてチタン製ホイールボルト(+238,000円)をプラスしたいと思いますが、これはフェラーリが設定するチタンボルトのオプション価格(154,000円)よりも高めの設定です。
ポルシェ911ダカールのボディカラーは多種多様
そしてもっとも大きな問題は「ボディカラー」。
スタンダードではホワイトとブラック(0円)、メタリックカラー(0円)ではGTシルバーメタリック、スペシャルカラー(452,000円)ではシェードグリーンメタリック、シャークブルー、アイスグレーメタリックといった設定があり、しかしぼくとしてはやはり「カスタムカラー」を選びたいところ。
ただ、コンフィグレーターをいま操作してみると、以前(数日前まで)は選べた100色超のカスタムカラー(1,644,000円)について「既に生産時期が制限されているため、オプションは選択されません」という表示がなされており、これについては今後ずっと選択できないのか、一時的なものなのかはちょっと不明。
ひとまず以前操作した際に保存しておいた候補をあらためて紹介してみると、ちょっと色あせたオレンジっぽい「バハマイエロー」。
アイボリーもなかなかにナイス。
ちなみにオプションでは「ストーンガード」がないようで(多分透明のストーンガードが製造時に貼られている)、しかしぼくとしてはマットブラックのストーンガードを(自作して)貼ることになるだろうと考えています。※ナンバーを入れるホワイトのラウンデルもフロントフード、ボディサイドに貼りたいところ
このほかだとNATOグリーン、カリフォルニアオレンジなども捨てがたい選択肢。
参考までに、ほかのいくつかの911で試したところ、「カスタムカラー」が選択できるようなので、現在は911ダカールのみがカスタムカラーを選ぶことができないのかもしれません。
そこでほかモデルのコンフィグレーターにて興味のあるカラーを選んでみると、こちらは「ブリュースターグリーン」。
「ガルフオレンジ」。
「ウィローグリーン」。
「ブードゥーブルー」。
「ルビースター」。
「ナルドグレー」。
「NATOオリーブ」。
おおよそこのあたりが候補になってくると思います(その性格上、あまりビビッドなカラーではないほうが似合うと思う)。
そのほか、外像関係のオプションとしてはカーボンファイバーやグロスブラック、ボディカラー同色ペイント、デカールセットなどがあるものの、とくにこれらについては装着する予定はなくそのままスルー。
スポーツテールパイプ(50,000円)、ハイグロスブラックブレーキキャリパー(137,000円)、軽量遮音ガラス(92,000円)、カーボンルーフ(593,000円)といったオプションも非装着です(ただし、テールパイプは納車後にマットブラックにペイントしたい。クラッディングにあわせてマットブラックをアクセントカラーとして活用の意向)。
ポルシェ911ダカールのインテリアにはこういった選択肢がある
そしてポルシェ911ダカールのインテリアだと、基本カラーがブラックのみで、そこへ入るアクセントはシェイドグリーンのみ(シャークブルーのアクセントを入れようと思うと、ラリーデザインパッケージを選択せねばならない)。
よって、ラリーデザインパッケージを装着しないのであれば、必然的にインテリアは「ブラックにシェイドグリーンのアクセント」になるというわけですね。
シート形状はフルバケット、アダプティブスポーツシートを選択でき、ともに追加料金ナシ(0円)。
シートヒーターやヒーター付きステアリングホイールも装備されており、基本的には「フルオプション」といった感じなので特に装着するべきものはなく、他に選ぶならばカラーシートベルト(74,000円)、カラースピードメーター(58,000円)、カラースポーツクロノ(58,000円)といったところですが、これらはボディカラーによってその内容が変わってきそう。
そのほか、各部(サンバイザーやエアベントなどに)にレザー仕上げを追加したり、Race-Tex素材に変更したり、カーボンパーツを追加したり、アルミニウムパーツを追加したり、オーディオだとブルメスター製ハイエンドされウンドシステムがラインアップされていて、このうちブルメスター(531,000円)は選択しておきたいと考えています。
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