| 正直、これまでに購入した腕時計の中でもトップクラスに気に入っている |
そして購入後にはさっそくストラップを交換して自分仕様に
さて、今年2月に発表され、すかさず予約してきたゴリラウォッチ「サンダーボルト」。
当初の納品予定は6−7月だったもののそれが10月に延び、そして今回ようやく年末に届いたということに。
なお、腕時計の納期が延期されるのは最近のお約束ですが、ここ最近はインフレ等の影響にて(届くまでに)度重なる値上げがなされることが多く、しかしゴリラウォッチについては嬉しいことに値上げがなく、当初の価格設定である99万円にて購入しています(3割くらいの値上げは覚悟していた)。
ちなみにこのゴリラウォッチ「サンダーボルト」は同ブランドにてもっとも高価なラインナップで、(意外なことに)はじめてのクロノグラフ。
ゴリラウォッチはもともとカーマニア向けに企画された腕時計
ムーブメントはべーシンクなラインナップに使用されるミヨタ(Miyota)製ではなく(タグ・ホイヤー・モナコなどに使用されている)デュボア・デプラ社との共同開発によるDD268(スケルトン クロノグラフ モジュール)。
なお、ゴリラウォッチはブランド設立当初「20万円くらいから」スタートしており、徐々に価格帯を上げてきたわけですが、これはもちろん戦略によるもので、オーデマ ピゲにてロイヤルオーク・オフショア クロノグラフを企画したという創業者(ルーカス・ゴップ)の経験ならではなのかもしれません。
そして戦略というと、このゴリラウォッチは当初から「カーマニア」を想定した腕時計作りをしていて、チタンやカーボン、アルミといった自動車に採用される素材を多用し、さらにはポルシェやダッジ、ロータス、フェラーリを意識したカラーリングを持つ腕時計をリリースしてきたわけですね。
そして今回のサンダーボルトについては「ガルフカラー」を採用していることが特徴となっていて、これもやはりクルマ好きを狙ったのは間違いないところだと考えています。
「サンダーボルト」はゴリラウォッチ最高価格
そしてこのゴリラウォッチ「サンダーボルト」について、現在ゴリラウォッチではもっとも高価な部類に属しており、当初のゴリラウォッチしか知らなければ「え?ゴリラウオッチなのにこの価格・・・?」となる人も多いのかも。
そしてぼくにとってもそれは懸念となっていたところで、「最近人気が出てきたからといって、価格を吊り上げただけ」だと到底許容できないと考えていたわけですが、実物を見るとそういった心配も霧散することになり、価格なり、あるいは価格以上の仕上げを持っていることがわかります。
たとえば「針」についても、通常版ゴリラウォッチだと「金属板をプレスしてくり抜いただけ」に終わっているものの、サンダーボルトではしっかりと表面と側面との処理がなされており、見た目の美しさが感じられる仕上がりに。
セラミックベゼルにはゴリラウォッチ初のエングレービングが施され・・・。
文字盤はオープンワーク、そしてスモールダイヤルも立体的な作りを持っています。
ケースバックはスケルトン仕上げ(これはゴリラウォッチの上位モデルと同じ)、ただしそこから見えるムーブメントやローターの仕上げは他モデルとは全く異なる繊細な仕様。
そして裏蓋の側面にも面取り加工か施され、これまでのゴリラウォッチにはなかった「なめらか、かつキラっとした」フィニッシュに。
リュウズガードのエッジにもポリッシュがかけられ、角度による表情の変化を楽しめるつくりとなっています。
ベルトはラバーにアルカンターラという仕様。
なお、バックルもサンダーボルト専用となっていて、形状が異なるほか、ピンやバックルの表面や側面にポリッシュがかけられており、これも他のゴリラウォッチにはないフィニッシュですね。
こういったところを見るに、やはり「ちゃんと腕時計がわかっている(どこをどうすれば、どういった効果が得られるかわかっている)人が作っている」という印象です。
画像ではわかりにくいものの、このキラリとした輝きがなかなかナイス。
ケースはグレード5のチタン(ブラシ+DLC加工)、オレンジのパーツはアノダイズド仕上げのアルミニウム。
早速サンダーボルトのベルトを交換してみた
そこで今回、購入と同時にストラップを交換することとなっていますが、その理由は「アルカンターラのストラップは汚れやすそうだから」。
よってこのベルトは未使用のまま取っておく、別途購入した「ブラックにブルーのコンビ」ベルトへと交換しています。
当然ですが、これによって印象が一新しており、カラーリング的にもこのほうがぼくの好みに近い仕様。
ちなみにですが、このゴリラウォッチ「サンダーボルト」はこれまでにぼくが購入した腕時計の中でもトップクラスにカッコいいと思っていて、そのため今回は「いい買い物をした・・・」という感じ。
このブラック、ブルー、オレンジというのはぼくのランボルギーニ・ウラカンEVO RWDと同じカラーでもあり、しばらくは集中的に使用することになりそうです。
このほかの画像はFecebookのアルバム「ゴリラウォッチ サンダーボルト(73枚)」に保存中。
ゴリラウォッチ「サンダーボルト」を開梱してみた動画はこちら
合わせて読みたい、ゴリラウォッチ関連投稿
-
ゴリラウォッチ史上最高価格!発売前にすでに売り切れ、「サンダーボルト」を予約してきた。そのカラーはボクのウラカンEVO RWDとほぼ同じ
| なんといってもそのカラーがボクのランボルギーニ・ウラカンEVO RWDと同じところに惹かれる | 実機を見るとその価格に見合うだけの仕上がりを持っている さて、先般より強い魅力を感じていたゴリラウ ...
続きを見る
-
ゴリラウォッチが「初」のクロノグラフ、サンダーボルトを発表!ガルフカラー、オープンワークダイヤル、デュボア・デプラ製ムーブメントを搭載
| 相変わらずチタン、アルミ、そしてアルカンターラというクルマ好きの心をくすぐる素材を使用 | 今までクロノグラフが存在しなかったのがちょっと不思議 さて、先日「カミネ115周年記念モデル」を購入した ...
続きを見る
-
ゴリラウォッチが新作「ノマド」発表!アメリカ初の2ドアスポーツワゴンへのオマージュ、ブラウンベゼルに流行のベイビーブルー+サンレイ文字盤
| 相変わらずゴリラウォッチは面白いところを突いてくる | この配色に惹かれる人も多そうだ さて、様々な自動車文化へのオマージュを込めながら精力的にニューモデルを発表し続けるゴリラウォッチ。これまでに ...
続きを見る