さすがにこれは生まれて初めての経験だったな。キャセイパシフィック航空がまさかの「機材トラブル」のために1日飛ばず、しかしちゃんと補償金も出た

｜　おかげで「キャセイパシフィック航空の補助付きで」香港を楽しめたと考えていい　｜

それにしてもキャセイパシフィック航空はよく1日で航空機の状態を点検し復帰させたものである

さて、先日香港を訪問したときに遭遇したのが「まさかの（キャセイパシフィック機の）エンジントラブルによる航空機の遅延」。

正確に言うならば「丸一日」帰国便がずれてしまい、思いがけず香港に延泊することとなってしまったわけですね。

そしてこのエンジントラブルにつき、報道によれば「エアバスA350機に装着されるロールス・ロイス社製のエンジンに取り付けられる燃料ホースの破損」で、今月2日の香港発チューリヒ行の便でこの問題が発覚しています。

ただ、この際は事故には至らず、異常を発見した後にすぐに香港へと引き返すことで事なきを得ることに。

その後のキャセイパシフィック空港の対応は早かった

そしてこの問題が発覚したのち、キャセイパシフィック航空は同型機をすべて（30機くらいあるらしい）点検するため全便を欠航とし（そのなかのひとつがぼくが乗る予定の便だった）、その連絡があったのが帰国日前日の夜8時くらい。

この連絡はSMSにてなされ、「お客様の便はキャンセルされました」とだけ記載があり、この時点ではまったくキャンセルの原因については記載されておらず、しかしニュースサイトにて「エンジントラブル」が報じられ、ここでようやく原因が「これ」だとわかることに。

そしてキャセイに連絡を取ろうとしたのですが、その方法はLINEもしくはWhatsappのみとなっていて、その時間帯だともう英語でしか受付をしておらず、よって英語にてLINE経由で連絡を取り、「一番早い便に振り替えてくれ」と依頼して取れたのが翌日の便というわけです（よく1日で前期の点検と補修を行ったものである）。

そういったこともあって丸一日滞在が延び、それはそれで「まあいいか」と思って存分に香港を楽しんできたのが今回の旅行でもあったわけですが、ちょっと困ったのが「着替えがないこと」。

まずは翌朝になってから、宿泊していたホテル（コンラッド香港）に「延泊」の連絡を入れることにはじまり、そこから着替えを手配したりなんだかんだの手配（仕事も休まねばならないので）を行った後に悠々と街に繰り出すこととしたわけですね。

キャセイパシフィック航空からは一定の補償がなされる

その後（帰国してから）キャセイパシフィック航空より「保証が必要な場合はこのフォームより連絡をください」とメールがあり、そこで延泊のために必要になった宿泊費や食費などをレシートともに請求したわけですが、その後キャセイパシフィック航空から連絡があり、「精査した結果、16,500円をお支払いします」という返答が。

ちなみに（延泊分の）宿泊費などを合計すると5万円くらいだったので、1/3くらいしか補償がないわけですが、それでも本来は「機器トラブルによる遅延」は航空会社にとっても免責の範囲内なので、この金額が出ただけでも「ありがたい」と考えています。

加えて、「16,500円の補助付き」で香港をもう一日楽しめたので、これはこれで良かったと捉えています。

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