| ドバイの建築物はいずれも「不可能」と考えられてきたものばかりである |
それを可能にしたのは首長であるシェイク・ムハンマド・ビン・ラシード・アル・マクトゥームの強力な推進力にほかならない
さて、ドバイを象徴する建造物の一つ、パーム ジュメイラを見下ろせる360度展望台、ザ・ビュー・アット・ザ・パームへ。
このパーム ジュメイラは海の上に作られた巨大な人工島で、宇宙から肉眼で見える唯一の人口建造物としても知られており、2001年に着工、そして2008年にオープンしています。
「ヤシの木」をイメージした形状を持ち、別荘のほかホテルやマリーナ、そのほか様々な娯楽施設が存在し、ひとつの都市としても機能していることでも知られていますね。
ザ・ビュー・アット・ザ・パームにはこうやって行く
そこでこのザ・ビュー・アット・ザ・パームへ行ってきたのでその行き方、展望台の様子などを紹介したいと思いますが、まずこのザ・ビュー・アット・ザ・パームはショッピングセンター「ナキールモール」の2Fから入場が可能です(パーム ジュメイラをつくったのが政府系企業、ナキールである)。
ショッピングモール自体はこんな感じで(ドバイにしては)庶民的なレストラン、アパレルショップやゲームセンター、スーパーなどが入居しています。
そこからエスカレーターで2Fに上がり、そこから外に出るとこういった庭園っぽいところに出て・・・。
これがザ・ビュー・アット・ザ・パーム。
この建物のエントランスを入ったところにチケットオフィスと入場口があり、事前にチケットを購入している場合はそのままスマートフォンに送られてきたQRコードを見せて入場、チケットをもっていない場合は当日券を購入して入場することに。
そして展望台への入口はこういった半立体映像が全面に映し出される美しいトンネルを抜け・・・。
資料室のようなスペースへ。
ここではパーム ジュメイラの計画から建設、完成に至るまでの苦難の道程が示されており、人類史上ほかに類を見ない偉業についての解説が(パネルや動画、模型などで)なされます。
こちらはフロア一面に設置されたインタラクティブディスプレイで・・・。
建設の過程、そして完成後の各地域の著名な建造物などを映像にて紹介してくれます。
こうやってパーム ジュメイラとは何か、そしていかに建設が困難であり唯一無二の存在であるかを学んだ後に展望台へと向かうエレベーターへ乗り込みます。
ザ・ビュー・アット・ザ・パームの展望台はこんな感じ
そしてこちらがザ・ビュー・アット・ザ・パームの展望台に(直通エレベーターにて)到着したところ。
いやもうスンゴイとしか言いようがなく、本当によくこんな人工島をつくったなと驚かされます(ドバイの建造物には驚かされてばかりである)。
とんでもない数のビルや住宅があり・・・。
この展望台からは360度これらを一望できます。
マリーナにはヨットもたくさん。
美しいビーチも。
ホテルやコンドミニアムが持つプライベートビーチも多数。
見渡す限り広がる「パーム」ツリー型の枝分かれ。
そして1本1本には住居(別荘)がびっしり。
こちらはドバイ側とつながる連絡橋。
そしてまた専用エレベーターにて階下へと降り、そこではグッズ販売ショップが設置され、様々なパーム ジュメイラ関連グッズにドバイチョコ、そしてドバイ警察”パトカーシリーズ”も。
出口にはちょっとした水族館もあり・・・。
「我々は、物事が起きるのを待つのではなく、物事を起こすのだ」というシェイク・ムハンマド・ビン・ラシード・アル・マクトゥーム氏の力強い言葉が壁面に。
同氏のこういったアグレッシブな姿勢によりドバイが作られてきたわけですね。
このナキールモールにはスーパーマーケットが入居しているのですが、ドバイでは戒律上アルコールが禁止されており、よってハイネケンやコロナも「アルコールフリー」。
ザ・ビュー・アット・ザ・パームを紹介する動画はこちら
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