マンソリーがベンテイガを900馬力にまでチューンし内外装をターコイズへとカスタム！あまりにファンシーすぎるような気がするも中東ではけっこう人気が出そう

｜ いったいどれくらいこのカスタムにお金がかかったのか気になって仕方がない ｜

中東ではこういったターコイズカラーが比較的好まれるようだ

さて、中東の「旺盛な需要」に支えられて新しく現地にショールームをオープンさせたマンソリー。

その後も積極的にニューモデルをリリースし続けていますが、今回は「内外装がターコイズ」なベンテイガ・スピード・フェローツァ・エディションを公開しており、カラーリングからするとやはり中東向けなのかもしれません。

なお、ついついそのボディカラーやインテリアカラーに目を奪われてしまうものの、このベンテイガ・スピード・フェローツァ・エディション最大の特徴は（ノーマルの626馬力から）900馬力にまでパワーアップした6リッターW12ツインターボエンジン。

そのためにはターボチャージャーやエキゾーストシステムが交換され、さらにはECUも打ち直されているそうですが、これらによって0−100km/h加速3.5秒、最高速は323km/hに達するといい、見た目のファンシーさからは想像がつかないパフォーマンスを誇るようですね。

「新」エアロパッケージにてアップデート

マンソリーはこれまでにもベンテイガ用のエアロキットを発表していたものの、今回のスピード・フェローツァ・エディションに装着されているのは昨年新しく発表された新デザインのパーツであり、（マンソリーの）標準モデルに比較するとちょっとだけアグレッシブに変身しています。

大きく変わったのはグリル、そしてボンネット、さらにはフロントスプリッターですが、ボンネットにはエアアウトレットが設けられ、スプリッターにはウイングレット、さらにバンパーサイドのグリル脇にもカーボンファイバー製のガイドが装着されることに。

サイドだとフロントフェンダーやドア、さらにサイドステップ下部にアクセントが付与されており、このあたりの意匠は先日発表されたランボルギーニ・ウルス「ヴェナタスEVO」とちょっと似ているところもあるように思います。

ホイールも新しいデザインへと変更され、Cピラーやリアフェンダーにもカーボンファイバーのアクセントが取り付けられることで大きく雰囲気が変わっているようですね。

リアを見てみるとハイライトが付与されたフィンを持つリアディフューザー、テールゲートスポイラー、そしてマンソリーのエンブレムも。

ちなみにですが、中東は（日差しがきついのに）スモークを貼っていない車両が多く、もしかすると何らかの規制があるのかもしれません。

もちろん画像にて黒く見える部分はすべて鍛造カーボンファイバーにて作られていて、フロントスプリッターやボンネットのエアアウトレット、リヤスポイラー、ホイールセンターキャップなどにはターコイズのアクセントが付与されており、ちょっとした高級感も演出されているようですね。

マンソリー・ベンテイガ・スピード・フェローツァ・エディションのインテリアはエクステリアよりもスゴかった

そしてこちらはベンテイガ・スピード・フェローツァ・エディションのインテリアですが、エクステリア同様、「手が入っていないところはひとつもない」レベルのカスタムが施されており、真っ先に「いったいいくらかかったんだろうな」と考えてしまいます。

なお、ダッシュボードやドアインナーパネルにはカーボンファイバーが使用されていて、しかしこちらは鍛造カーボンではなく織り目の見える「普通の」カーボンファイバーのようですね。

一方でキックプレートは鍛造カーボン、そしてフロアマットはキルティング入りのレザー製、そしてフロアカーペットも同様の仕上げを持つレザーに張り替えられていて、ペダル類もマンソリーの専用品へと置き換えられ、とにかく「一部のスキもないほど」至るところまでカスタム済みです。

そしてこれで驚くのはまだ早く、ルーフライナーには「スターライト」。

マンソリーはこのベンテイガ・スピード・フェローツァ・エディションの価格を公表していませんが、軽く「ベンテイガがもう一台買えるくらい」のお金がかかっているのかもしれません。

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参照： Mansory （Facebook）