
| このメルセデス・ベンツSLRマクラーレン・ロードスターは外装だけではなく内装までもがカーボンに置き換えられていた |
このカスタムにいったいどれくらいかかったのかはわからない
さて、ここ最近急激にその評価を高めているメルセデス・ベンツSLRマクラレーン。
これはメルセデス・ベンツがマクラーレンとのジョイントによって製造したスーパーカーで、2004年にまずクーペ版のメルセデス・ベンツSLRマクラーレンが発売され、2007年にはオープンモデルのメルセデス・ベンツSLRマクラーレン・ロードスターが発売されています(日本での新車価格は驚愕の7000万円だった)。
この希少かつ歴史的なクルマをカスタムするには勇気が必要
このメルセデス・ベンツSLRマクラーレンのデザインモチーフはかの「300SLR」であり、さらにSLRマクラーレンそのものも1代限りで終了した希少なスーパーカーですが、そういった事情を考慮すると普通の人はとてもカスタムする気にはならず、「オリジナルをキープしよう」と考えるのが常かもしれません。

ただ、一部の人はどういった歴史的背景を持つクルマであれ、どれほど希少なクルマであれど「自分仕様」へとカスタムすることを最優先に考える傾向にあり、このマンソリーによってカスタムされたメルセデス・ベンツSLRマクラーレン・ロードスターもそういった一台ということになりそうです。

ちなみにメルセデス・ベンツSLRマクラーレン・ロードスターはわずか106台しか製造されていないそうですが、少なくとも今回の「マンソリーによってカスタムされた」個体の登場により、原型をとどめている車両が「最大でも105台」になってしまったということを意味します。

このマンソリー製ボディキットは「レノヴァティオ」と命名され、見ての通り織り目が見えるネイキッドカーボンファイバーのボディパネルを持ち、ヘッドライトウォッシャーノズルのカバーといった細かいパーツまでカーボンファイバー。

ただ、興味深いことに、ボンネット、サイドスカート、フロントバンパー、リアバンパー、フロントフェンダー、リアスポイラー、リアディフューザーにはカーボンファイバーを採用するものの、一方でトランクリッド、リアクォーターパネル、ドアはオリジナルのオスミウムグレイで仕上げられたパネルを持っているもよう。
ちなみにホイールはチタン製のビスが露出したアフターマーケット製の3ピース(ディスクはブラック)、そしてブレーキキャリパーはレッドにペイントされています。

マンソリー製メルセデス・ベンツSLRマクラーレン・ロードスターのインテリアはこうなっている
そしてこちらはこのマンソリー製メルセデス・ベンツSLRマクラーレンのインテリアですが、一見するとブラック一色。

ただしよく見るとシートのシェルやシートベルトのキャッチといった部分もカーボンファイバーへと変更されています。

通常は樹脂パネルとなるセンターコンソールもカーボンファイバー製。

灰皿やシガーライターソケットのキャップもカーボン製。

シフトノブ、そしてシフトノブの奥にあるエンジンスターターボタンのカバー(赤いフラップ)もカーボンファイバーへと変更されています。※当時、このフラップつきエンジンスターターを見た時の衝撃は今でも忘れない

エンジンにもマンソリーの手が入り(エンジンカバーはカーボンではないようだ)、5.4リッターV8スーパーチャージドエンジンは700馬力を発生する、とのこと(ノーマルは650馬力)。
このマンソリー製メルセデス・ベンツSLRマクラーレン・ロードスターの走行距離は13,000マイル(約21,000キロ)、その価格は74万9800ドルに設定されていますが、ノーマルのSLRマクラーレン・ロードスターは25万ドル〜35万ドルにて取引されていて、つまり今回中古市場に登場した「マンソリーによってカスタムされた」SLRマクラーレン・ロードスターは「相場の倍以上」。
それだけの価値があるかどうかは見る人によって判断が分かれそうですね。

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