| ランドローバーは”オフローダー専業”としての強みを発揮 |
ランドローバーがSUVラインアップを急拡大させる、という報道。
レンジローバーブランドからは限定モデルの「SVクーペ」を発売していますが、ランドローバーブランドから直近で「新型ディフェンダー」が発売予定。
さらにはこのディフェンダーのほかに3種の新型SUVを計画している、と言われます。
新型3種はいずれも「小さな」モデル
その中の第一弾は2021年に登場するとされ、全長4.2メートルほどの「最も小さな」ランドローバーに。
そしてこれは2014年まで製造された「フリーランダー」の名が与えられる、とも。
そして第二弾は「小さなレンジローバー」。
小さなレンジローバーというと「イヴォーク」を思い出し、しかもそのイヴォークよりもさらに小さいとされていますが、これは「エレクトリッククロスオーバー」だとされており、ジャガーI-PACEのレンジローバー版、ともいうべきモデルなのかもしれません。
なお、ランドローバー上層部は「イヴォークの販売を侵食するのでは」と懸念しているとも伝えられます。
三つ目のモデルは「小さなディフェンダー」。
つまり新しい三つのモデルとも全部「小さい」クルマということになりますが、名称は「ディフェンダー」のままで、現行ディフェンダーの「D8」プラットフォームを改良した「D10」プラットフォームが使用される、という具体的な話も。
新型ディフェンダーにはトラックの追加も?
なお、ディフェンダーにはもうひとつウワサがあって、それは「ピックアップトラックの追加」。
メルセデス・ベンツXクラスの「ダブルキャブ」に対抗して「シングルキャブ」になるとも言われます。
ディフェンダー自体はその「70周年」にあたる今年に新型が発表される見込みで、しかし今のところデザインやスペックは不明。
既存のディフェンダーファンのみならず新しいファンも取り込めるとランドローバーは語っていますが、非常に高い期待が寄せられているモデルでもありますね。
なお、今回のウワサだと何のモデルもサイズが小さく、人も乗らないモデルばかり。
ランドローバーが一体どのマーケットやターゲットに向けてこれらを発売するのかは謎ですが、BMW X2やアウディQ2のシェアを奪いたいのかもしれません。
加えて中国ではアメリカ製品よりも英国製品のほうが好まれる傾向にあり、中国の若年層を取り込もうと考えているのかもしれませんね。
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