製造58台のみ、マクラーレンP1 GTRが中古市場に。1990年代のF1同様に「LARK」カラー採用

｜　1990年代のマクラーレンF1っぽいカラー　｜

マクラーレンF1のレースカーに採用されていた「LARK」カラーを反映させたマクラーレンP1 GTRが中古市場に登場。
マクラーレンP1 GTRは「P1」のサーキット走行専用モデルで、P1そのものは374台が製造され、そのオーナーのみが注文可能であったのが「P1 GTR」。
価格は実にP1の倍となる約3億円〜3億5000万円で、しかしそれでも58台が製造された、と言われます。
なお、そのP1 GTRを公道仕様に再び戻したのが「P1 LM」となり、これは結局30台ほどがリリースされたようですね（まだ増えるのかもしれない）。

P1 GTRは一台一台がオーダーメード

なおマクラーレンP1 GTRは、P1に比べて出力が83馬力高められた986馬力のエンジンを持ち、重量ももちろんP1より軽い1400キロ。
P1 GTRはオーナーの要望を受けて全ての個体が「オーダーメード」とされますが、この個体はグレーとレッドにペイントされ、まさに1990年代のマクラーレンF1風（これを売りに出したオーナーさんはマクラーレンF1も所有しているのかもしれない）。

内外装ともにカーボンファイバーだらけ。
ステアリングホイールはもちろんレース用で、ロック・トゥ・ロックも市販モデルとは随分異なるレシオを持ちそうですね。

説明書やスペアキーの類。

車体費用の他、塗装費用も必要になると思われ、総額だと「かなり」の金額になっていそう。

レースカーといえどもエアコンも完備。

車高は完全にサーキット用。

とにかくカーボンだらけのインテリア。

これまでも何台かP1 GTRを公道仕様にしたP1 LMが公開されていますが、いずれも過去の（マクラーレンによる）レースカー風カラーを持つことが多いようです。