見た目が未来的なだけに、使用する素材やカラーも未来的な方が似合いそう
マクラーレンは106台限定にて「マクラーレン史上最速」を誇るハイパーカー”スピードテール”を発表していますが、今回マクラーレンのデザインチームによる内外装の”おすすめ”パターンが3つ公開。
なお、スピードテールはオーナーの要望に合わせて内外装を自由に選べるとされているものの、中には仕様の決定に迷うオーナーさんもいると思われ、そのために「参考」としてデザイナーオススメの基本パターンを示しているのかもしれませんね。
まずは「Dynamic(上の画像)」が紹介されており、ボディカラーは「レッド」。
ホイールはグロスブラックを採用しておりコントラストが強く、スポーク部は切削加工のシルバーという仕様。
「ダイナミック」のインテリアも非常に鮮やかな仕様を持ち、ドライバーズシートはレッド、パセンジャーシートはホワイトのフルアニリンレザー。
メーター周りもレッドで、トリムはホワイトの積層カーボンだと紹介されています。
そのほか、個性の異なるスピードテールを見てみよう
ふたつめの”おすすめ内外装”は「Urbane(アーバン)」で、これは洗練されたイメージを求める顧客向け。
ヴィジブル・カーボンを多用し、グロスフィニッシュを用いた上でブルーアルマイトのトリムを採用して無機質かつ先進的なイメージを演出。
そのほかは薄いカーボン層を積層したエンブレムが採用されている、と公開されています。
なお、マクラーレンはスピードテール向けにその「こだわりの」エンブレムを紹介しており、これを選ぶ人も多そうですね。
このUrbaneの内装は外観以上に洗練されていて、ドライバーズシート/助手席ともにメインカラーはネイビーブルー、アクセントはライトグレー。
インテリアに使用されるステッチにはライトブルーが使用され、トリムには外装同様のアルマイトブルーが用いられている、とのこと。
そして最後のおすすめエディションは「Visionary」と銘打たれ、外装はマクラーレンらしいオレンジ。
画像ではわかりにくいものの、シルバーのピンストライプが入り、カーボンむき出しのトリム、18金を使用したバッジが与えられるなど「素材」「高級感」を前面に押し出した仕様のようですね。
インテリアについてはドライバーズシートがホワイトのヌバックレザー、助手席がグレーとなり、みるからに「エレガント」。
スピードテールはセナやP1のようにサーキットを走行することを前提としていない「グランドツーリング(GT)カー」なので、こういった優雅なカラーリングの方が似合うのかもしれませんね。