今のところ原因は不明、ただしセナは全損だと思われる
マクラーレンの超限定モデル、「セナ」が炎上するという案件が発生。
なお、この「セナ」は自動車系ユーチューバーでもトップクラスの登録者を誇るアレハンドロ・サロモン氏所有のもので、数日前に納車されたばかりの個体。
今回の炎上は画像掲示板Redditにて投稿されたものですが、サロモン氏本人からはコメントが出されていないようで、しかし「運転中にクラッシュした」のでも「誰かに突っ込まれた」のでもなく、単にエンジンルームから出火して炎上に至った、と報じられています。
ボディカラーはセナの出身地、ブラジル仕様
ボディカラーはメタリックグレー、そこへイエローとグリーン(ブラジルをイメージ?)のアクセントが入り、センターロックホイールのキャップはグリーン。
なかなかにこだわった仕様だけに「全焼」が悔やまれます。
ちなみにサロモン氏はマクラーレンをあまり高く評価しておらず、P1を「買って後悔したクルマ」筆頭にランクづけ。
その理由としては「売る時にあまりに安いから」とのことですが、それでも複数台のマクラーレンを購入しているので、「クルマそのもの」は高く評価しているのでしょうね。
エンジンルームは跡形もないほど焼け落ちた状態。
これを見るに、やはりエンジンから発火したと考えられます。
インテリアにも炎が広がったことがわかり、ダッシュボードも消失。
幸いにも人的被害は報じられていないようですね(まだ詳細はわからない)。
サロモン氏はこういった人物
サロモン氏はビジネスマン、またカーコレクターとしても名高い人物で、これまでもフェラーリのスペシャルモデル全てを揃えたり、パガーニ・ウアイラやブガッティ・ヴェイロンを購入したり、そのほかにもマクラーレンP1、ポルシェ911R/911GT2 RS・カレラGT、ランボルギーニ・レヴェントン/ウラカン・ペルフォルマンテをガレージに収めたり、とおよそカーガイが「ほしい」と思う車を入手してきた人物でもあります。
近年はユーチューブでの活動がメインとなり、スーパーカーの購入やカスタム、レビューがその動画の主な内容ですが、直近だとフォードF-150などオフローダーにも手を出しており、「クルマ」そして「カスタム」を愛する一人の男、といった印象(ちょっと口が悪い部分もありますが)。
もともとはメキシコ出身で、19歳の時にアメリカに移住。
その後様々な職にチャレンジし、映像関係の仕事が自分に「最も向いている」と判断。
人生において重要なのは「クルマ」「友人」「映像」だとしており、よって現在の動画配信スタイルに落ち着いたのも当然の成り行きなのかも。
最近では自身のアパレルブランド「SVIPE」を立ち上げて別事業に乗り出していますが、もともと商才に長けている人なのでしょうね。
VIA:Reddit,Salomondrin-Instagram