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ブガッティ・シロンの中古が「ほぼ新車同様の価格」で販売中。なぜシロンにはプレミアがつかないのか?

2018/12/31

多くのハイパーカーには「プレミアム」が上乗せされるものだが

イギリスのエキゾチックカーディーラー、Joe Macariにてブガッティ・シロンが販売中。
驚くべきはその販売価格で、約3億7000万円。
そして「驚く」というのは高価ということではなく、「シロンの新車価格とほとんど変わらない価格」、つまりプレミアムが上乗せされていない、ということ。

ブガッティ・シロンの予定生産台数は500台

なお、ブガッティ・シロンの予定生産台数は500台。
2017年5月には100台目のシロンをラインオフし、すでに受注は300台に達している、としています。

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おそらくこの「300台」の多くはヴェイロンからの乗り換えだと思われますが、最初の方にドカンと受注があった後はなかなか伸びないのかもしれません。
というのも、シロンの先代とも言える「ヴェイロン」は450台を販売するのに10年もかかっており、それを考えると、いかにシロンの魅力が高かろうとも「ヴェイロンの倍」の価格を持つシロン500台を売り切るのは容易ではない、と思われるため。

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今回販売れているブガッティ・シロンはほぼ新車同然で、走行距離はわずか643キロ。
それでもプレミアムがつかないのは「今でも新車のシロンを購入できるため」だと思われ、「同じだけの金額か、それ以下の金額を支払い、待てば新車のシロンが手に入る」からなのかもしれません。

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ただ、新車でシロンを注文するにはブガッティによる厳しい審査をクリアする必要があり、これには一定以上の社会的地位、数年をまたいでの一定以上の年収の証明(億単位の金額が必要とされる)が必要があるために「シロンの購入は(お金があったとしても)容易ではない」とも言われますが、これをクリアできない人にとっては「中古のシロン」は唯一シロンを購入できる方法だと言えそう。

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ボディの前半分はダークレッド、後半はグロスブラック。
ホイールもグロスブラック仕上げとなり、ブレーキキャリパーもブラック。
最近は統一感を出すためか、ブラックのホイールを選択した場合に「ブラックのブレーキキャリパー」を選ぶケースが多いように思われ、しかし今回のシロンはなかなかに渋い選択(通常、ブレーキキャリパーにはなんらかの色付きを選びたくなる)。

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インテリアはブラックレザーにレッドステッチ。

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インテリアにはシロンの「C」をモチーフにした(左右シート間の)隔壁が設けられますが、エッジ部にはアンビエントランプが装着されるようですね。

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VIA:Joe Macari-James Edition

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