| おそらく今後しばらくは”ありそう”にはない |
これまでにも何度か「もしもこんなクルマがあったなら」というレンダリングを公開してきたCarLifeStyleですが、今回は「ベイビーAMG GT」含めていくつかのレンダリングを作成。
画像を見ると、AMG GTのフロント周りに対してほかAMGモデルのバンパーやヘッドライトを合成し、車体後半にはポルシェ718ケイマンを使用しているようですね。
実際にこの計画は存在したらしい
なお、メルセデスAMGはポルシェを目の敵にしていて、たとえばAMG GTはポルシェ911への対抗、AMG GT 4ドアはパナメーラへの対抗として登場しています。
そしてちょっと前まで話があったのが、「718ケイマン/ボクスターに対抗するためのコンパクトなメルセデスAMG」。
この計画は次期SLC(旧SLK)と、718ケイマン/ボクスターへの対抗馬となるAMG専売モデルとを、AMGがまとめてに設計するという内容で、これを(メルセデス・ベンツ/メルセデスAMG)それぞれのブランドから発売する、ということですね。
メルセデス・ベンツとメルセデスAMGとの関係性は近年にないほど接近していて、新型GクラスのフロントサスペンションもAMGの設計となり、AMG GT 4ドアとメルセデス・ベンツCLSも同時開発。
お互いの得意なことを生かして効率的に業務を進めようということなのだと思われますが、次期メルセデス・ベンツSL、そして次世代メルセデスAMG GTも共同開発になると言われています(メルセデスAMGとしては、専売車種をもっと持ちたいと考えているようだ)。
そんな中でメルセデスAMGが「ハイパフォーマンスカーに明るい」知見を生かして次期SLC、そして718ケイマン/ボクスター対抗を設計するというのは極めて理にかなった行為だと思えるものの、直近では事情がちょっと変わってしまい、そもそもSLCがほとんど売れなくなってしまったことからこの計画は消滅してしまったようですね。
加えて、追いかける対象であったポルシェ718ケイマン/ボクスターもその売れ行きが鈍ってしまい、メルセデス・ベンツ/メルセデスAMGともに「もうポルシェ718シリーズの対抗は意味がないんじゃないか・・・」という考えもあったのかもしれません。
そんなわけでこの「コンパクトなメルセデスAMG GT」が実現することはなさそうですが、いつか事情が変わって再度計画が”解凍”される日を待ちたいところですね。
その他にはこんなレンダリングも
そのほか、Carlifestyleでは様々なレンダリングを公開しており、こちらはマクラーレン・エルヴァの「クローズド」。
本来マクラーレン・エルヴァはフロントスクリーンすら持たないハードコアなロードスターですが、こうやって見るとクーペ版もなかなか悪くない、と思います。
こちらはアストンマーティン初のSUV、DBXの超ローダウン版。
通常の車高だとさほど目立たないものの、ローダウンするとキャビンの大きさ、つまりサイドウインドウの天地幅がかなり大きいことがわかりますね。
こちらはじきに登場することになるであろう、C8世代のコルベットZR1の予想レンダリング。
カマロZL1から多くのデザインエレメントを拝借したようです(コルベットとカマロのデザインチームは同じなので、実際に共通性も見られる)。
VIA:CARLIFESTYLE