| シロンに比べて立体的そしてアグレッシブに |
CGデザイナー、Invisive氏が「ブガッティ・シロンの改良版」、Type130のレンダリングを公開。
ブガッティはこれまでに3度会社が変わっており、ブガッティ創立者、エットーレ・ブガッティによる「ブガッティ」、その後イタリア人の実業家であるロマーノ・アルティオーリがその商標権を購入して設立した「ブガッティ・アウトモビリ」、そしてフォルクスワーゲン・グループがさらにブガッティ・アウトモビルから商標権を買い取って設立した「ブガッティ・オトモビル」。
ブガッティの命名法則は時代によって異なる
そしてそれぞれの会社によって命名法則が異なり、最初の「ブガッティ」では「Type35」や「Type57」といった感じで「Type+数字」という具合。
「ブガッティ・アウトモビリ」では”EB110”を送り出し、現在のブガッティ・オトモビルでは「シロン」「ヴェイロン」等、ブガッティと縁の深かった名ドライバーたちの名を冠した命名を行っています。
そこで今回のレンダリングでは原点に立ち返るという意味なのか「Type130」という名を与えていますが、そのデザインはシロンから大きく進化。
基本的なデザインはシロンを継承しているものの、フロント~サイドウインドウはラップアラウンドデザインとなり(これは今後、スーパーカー/ハイパーカーにおけるひとつの流行になるのかも)、ボディサイドの「C」ラインはフロントフェンダーからリアへと「フローティングしながら」繋がることに。
加えてリアセクション、リアエンドのデザインも大きく変更されていることがわかります。
さらにはフロントスポイラーが大きく突き出し、シートのサイドサポートが大きく張り出すなど「大きくアグレッシブに」変身を遂げているようですね。
ブガッティは過去に「ブガッティ・ヴィジョン・グランツーリスモ」を発表していますが、このType130はそれにに負けず劣らず過激なデザインだと言えそうですね(ブガッティVGTは後に実車が売却されている)。
なお、ブガッティはその性能も「超弩級」ですが、デザインについてもさらに進化させ、「もうクルマとは呼べないレベル」にまで押し進めてもいいのでは、と思うことがあります。