シトロエンが「18分で限定台数の50台が完売した」アミ・バギーを追加で1,000台販売すると発表！せっかく手に入れた50人はちょっとかわいそうだな

｜　アミ・バギーを手に入れることができなかった人にとっては嬉しい話には違いないが　｜

追加の1,000台のアミ・バギーは最初の50台と仕様が変えられるとはいうが

さて、シトロエンが今年6月に発売した「アミ・バギー（Ami Buggy）」。

これは2021年12月に発表されたアミ・バギー・コンセプトの市販モデルであり、50台のみが限定販売されたのですが、何と18分で完売しています。

確かに50台というと少ないものの、これは時速45キロしか出せないマイクロEVで、しかもドアもないという「基本的に誰が買うのかよくわからない」といった部類のクルマです（よって、シトロエンは50台売れればいい方だろうと思ったに違いない）。

人々は個性的なクルマを求める方向に動いているようだ

ただ、このアミ・バギーは文字通りバギースタイルを持つ（今流行りの）アドベンチャー感満載のクルマであり、そもそものアミ自体は2020年発売以来3万台を販売するヒットとなっているので、アミ・バギーの”瞬殺”はもしかすると当然だったのかもしれません。

ちなみにベースのアミはこんなクルマで・・・。

こちらがアミ・バギー・コンセプト。

こちらが市販モデルのアミ・バギー。

コンセプトモデルからトーンダウンしているものの、「これを本当に売るのか・・・」という驚きのルックスなのは間違いないと思います。

タイヤやヘッドライトカバー、ルーフラックにLEDライトバーなどが（コンセプトモデルとの）相違点となっていますね。

シトロエンはアミ・バギーを追加販売

そして今回シトロエンが発表したのが「アミ・バギーを1,000台追加で販売する」ということ。

シトロエンによれば、この追加の1,000台は「最初の50台とほぼ変わらないが、いくつかのサプライズ機能がある」。

ただ、厳しい競争を勝ち抜いて最初の50台を手に入れた人々からすると、この追加の1,000台については「心中穏やかではない」ということも容易に想像でき、よってシトロエンはこの1,000台について、最初の50台によりも特別感のある仕様にはできないのかもしれません。

現在シトロエンは追加の1,000台の仕様を公表していないものの、スペックとしてはアミ・バギーと変わることはないものと思われ、つまり4時間で充電できる5.5kWhのバッテリーパック、74kmの航続可能距離を持つことになりそうですね。

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