| コンセプト版からはちょっとトーンダウンしたものの、それでもワイルドさは失われてない |
アミ・バギーはすでにコレクターズアイテム化が決定したと言ってもいい
さて、欧州では免許不要で乗れるEVとして大人気のシトロエン「アミ(Ami)」。
Amiとはフランス語で「友達」という意味ですが、その名の通りフィレンドリーな外観そして価格を持ち、ボディサイズは全長は2.41メートル、幅は1.39メートル、全高は1.52メートルと非常にコンパクトです。
-
価格約72万円、1分30円のレンタルも!シトロエンから(現地では)免許不要で乗れるマイクロEV、「アミ」が発売
| トヨタもサブスクやるならこれくらいじゃないと | シトロエンがフルエレクトリック・マイクロカー「Ami(アミ)」を発表。※Amiとはフランス語で「友達」の意味これは昨年のジュネーブ・モーターショー ...
続きを見る
アミ・バギーは50台の限定発売
そして今回はそのアミに「バギー」なる限定モデルが追加されており、これは昨年に発表された「マイ・アミ・バギー・コンセプト」の市販バージョンという位置づけ。
ただしマイ・アミ・バギー・コンセプトに採用されたようなランプ類のガードやルーフラックなどはなく、しかし十分にアウトドアテイスト満載な仕様を持っているようですね(アミはもともと485kgくらいしか重量がなく、バッテリーも5.5kWhにとどまるので、重量増加を嫌ったのかもしれない)。
-
市販化希望!シトロエンのマイクロEV「アミ(AMI)」にオフロード風味をプラスしたマイ・アミ・バギー・コンセプトが誕生
| マイクロEVながらも「旅」をイメージし、最大限の荷物を詰めるよう配慮 | やはりフランスの自動車メーカーはいつも面白いコンセプトカーを作るようだ さて、シトロエンが「マイ・アミ・バギー・コンセプト ...
続きを見る
アミ・バギーのボディは凹凸のあるカーキ色にペイントされ、ドアが取り外されてかわりパイプ製へ。
ルーフも防水性と耐紫外線性に優れたファブリック製経と変更され、ファスナーにて取り外しができる上、外したルーフは丸めてシートの後ろへと収納が可能です。
そのほかはルーフスポイラー、樹脂製のタフなクラッディング、ゴールドのホイールなど専用装備がもりだくさん。
ヘッドライトやテールランプの周りにも樹脂製のベゼルが装着され、ちょっとワイルドな雰囲気に。
タイヤもマイ・アミ・バギー・コンセプトのようなバルーンではなくなっていますが、これもやはり「タイヤにパワーを食われないため」なのだと思われます。
バッテリーは5.5kWhとかわらず、出力も通常のアミと同じ8PS、そして航続可能距離も70kmと同一のスペック。
画像を見ると、ドアには「キーによるロック」があるようですが、実際にはあまり意味をなさないかもしれませんね。
そのほか、外装にはイエローのアクセント、インテリアだと収納ボックス、バッグフック、ドア開閉ストラップにもイエローのアクセントが施され、シートやフロアマットの縁にもイエローのステッチが施されています(シートやマットには防水素材を使用しているようにも見える)。
さらにダッシュボードには「My Ami Buggy Ultra Limited Edition」のプレートがシリアルナンバー入りで取り付けられ、車体前面にはお気に入りのメッセージを入れることも可能なのだそう。
残念ながらこのアミ・バギーはフランス国内のみでしか販売されないそうですが、今後の状況(反響)次第では他の国で販売する可能性もあるといい、日本への導入にも期待したいところですね。
合わせて読みたい、コンパクトEV関連投稿
-
ドイツでは15歳から乗れるマイクロEV「オペルRocks-e」の超ハードコア版レンダリングが登場!タミヤのRCカーのようなルックスで縦横無尽に走り回る
| もともと「割り切った」Rocks-eをさらに割り切った仕様に | Rocks-eエクストリームを使用したワンメイクレースがあっても面白そうだ さて、オペルはつい2週間ほど前にマイクロエレクトリック ...
続きを見る
-
リモワのスーツケースみたいな新型EVがドイツから登場!価格は130万円~、「ACM シティ ワン」が道具感満載でカッコいい
| バッテリーは交換式、ボディパネルの一部も変更できるようだ | 商用やカーシェアリング、もちろん個人向けとしての用途も想定 さて、ドイツのEVスタートアップ、ACM(Adaptive City Mo ...
続きを見る
-
ドイツから製造、使用、廃棄時に至るまでサステイナブルなEV「e.wave X」登場!アルピーヌみたいなルックスにオーバーフェンダーがカッコいい
| さすがはドイツ、環境へのこだわりがハンパない | 今後のEV選びにはこういった「企業の姿勢」も大きく影響しそうだ さて、環境先進国ドイツでは様々なEVが登場していますが、今回EVブランド「e.go ...
続きを見る