>ルノー/アルピーヌ

ルノーがどうやら本気を出したようだ!「5(サンク)」50周年記念として5ターボオマージュとなるEVコンセプトを予告。流石にこのルックスでは登場しないだろう

2022/09/16

ルノーがどうやら本気を出したようだ!「5(サンク)」50周年記念として5ターボオマージュとなるEVコンセプトを予告。流石にこのルックスでは登場しないだろう

| しかし「もし」このルックスで登場したならば、多くの人々がルノーに対する認識を新たにするだろう |

ルノーとしても5ターボほどの「資産」を放っておく手はないはずだ

さて、ルノーは「4(キャトル)」「5(サンク)」をEVにて蘇られせると発表していますが、今回パリ・モーターショーにて発表されるであろう(5に関連すると思われる)エレクトリックコンセプトのティーザー画像を公開することに。

ちなみにルノーは「ルノー5プロトタイプ」をすでに公開済みであり、しかし今回のティーザー画像を見ると、そのルノー5プロトタイプとは全く異なるディティールをもっていて、こルノー5プロトタイプををベースにしたというよりは、むしろかつての(80年代の)ルノー5ターボに近いルックスを持っているようにも見受けられます。

ルノー5プロトタイプ
ルノーが「5(サンク)」をEVとして復活させると発表しプロトタイプを公開!過去の資産をリバイバルし革命を起こす「Renaulution」計画も公表

| この新しい「ルノー5(サンク)」はちょっと欲しい | さて、つい先日「ルノーは”5”をEVとして復活させる計画がある」と報じられたばかりですが、イキナリその「ルノー5プロトタイプ」の画像そして実車 ...

続きを見る

実際にこのルックスで登場すれば一部ファンは熱狂状態に

今回公開されたEVコンセプトについては「1972年に登場したルノー5の記念式典向け」にデザインされているといい、ルノーは「最も伝説的なスポーツバージョンへの現代的なオマージュ」だとコメント。

そしてもちろん、この「最も伝統的なスポーツバージョン」というのは5ターボ以外には考えられず、そして公開された画像を見る限りでは5ターボ(下の画像)同様に前後オーバーフェンダーを装備しているように見えますね。

1981-Renault-5-Turbo-1

ただ、それで終わらないのがルノーの過激なところで、なんと強烈なリアウイングも装備。

ちなみにルノーはフランスの自動車メーカーであり、そしてフランスというと「上品」なイメージがあるものの、実際のルノーは5ターボどころか5ターボ2、さらにはクリオV6、もっと過激なスポーツスピダーまで作ってしまった会社ということを忘れてはなりません(コンセプトカーだと、GT-Rのエンジンを突っ込んだものまで存在する)。

Renault-5-Sports-Version-Teaser-3

このコンセプトカーの室内には2脚のバケットシートが見えますが、左右シートがくっつくように配置され、それでも室内空間に余裕がないことから「相当にコンパクト」であり、おそらくは実際の5ターボと同等のボディサイズを持っているとも考えられ、これを見るにルノーの本気度が伝わってくるようにも思います。

ただ、このリアウイングのサイズや位置を見るに、公道走行可能な要件を満たしているようには見えないので、文字通りこれは「式典用のワンオフモデル」なのかもしれませんね。

Renault-5-Sports-Version-Teaser-1

ルノー5ターボには熱狂的なファンが存在する

なお、ルノー5ターボはWRCグループ4規定にあわせて製造されたクルマで、ホモロゲーション取得用として実際に市販されていますが、FFファミリーカーのリアミッドにエンジンを突っ込んだというトンデモカーで、まさに異形としかいいようがないクルマではあるものの、当時はもちろん、今でもその狂気が多くの人の心を(ぼくを含め)捉えて離さず、オークションに登場すると相当な高値ね落札されたりします。

ガソリン時代が終焉を迎えるからこそ変態車が輝く!もう二度とこんなクルマは作られないであろうルノー5ターボが競売に
ガソリン時代が終焉を迎えるからこそ変態車が輝く!もう二度とこんなクルマは作られないであろうルノー5ターボが競売に

| こういったクルマが発売されていたということ自体、信じることができないような時代が訪れようとしている | それにしてもフランスの自動車メーカーの思い切りはぶっ飛んでいる さて、WRCグループ4時代の ...

続きを見る

最近ではルノー5ターボのレストモッドとして「R5 T3」が発表されていて、このレストモッドを発表したレジェンデ・オートモビルズによると「レストモッドビジネスに参入しようと思って調査を行ったところ、最も可能性があるポルシェ911には多くの(レストモッドを行う)ライバルが存在することがわかった。だから、我々はポルシェ911の次にアイコニックなモデル、ルノー5ターボをターゲットに選んだ」とのことで、つまりはそれほど自動車業界において認知度が高いモデル、ということになりますね。

スゴいの出た!ルノー5ターボのレストモッド「R5 T3」。コストを度外視し、限られた人のみに提供するとあって芸術作品のような仕上がりだ
スゴいの出た!ルノー5ターボのレストモッド「R5 T3」。コストを度外視し、限られた人のみに提供するとあって芸術作品のような仕上がりだ

| 思っていたよりもずっと「5ターボ」、そしてずっと高品質なクルマだった | このR5 T3はレジェンデ・オートモビルズ第一号、おそらくは第二弾、第三弾が続くと思われる さて、先日「ルノー5ターボをレ ...

続きを見る

ルノーがツイッターに投下した「5ターボオマージュ」EVのティーザー画像はこちら

合わせて読みたい、ルノー関連投稿

ルノー5ターボが現代に蘇るとこうなる!クリオ(ルーテシア)をベースにミドシップ化+オーバーフェンダーで武装してみた

| 残念だが、もはやこういったクルマの登場は望めそうにない | https://www.flickr.com/photos/110074903@N02/49824435633/in/dateposte ...

続きを見る

アルピーヌが2024年以降に発売する「EV3兄弟」の情報を公開
アルピーヌが2024年以降に発売する「EV3兄弟」の情報を公開!スポーツカー、グランドツアラーに加え「ルノー5ターボ」というべきホットハッチもあるぞ!

| ルノーは総力を挙げてエレクトリック化に対応しており、その速度には目をみはるものがある | 第一弾は2024年に登場、思ったよりも速くアルピーヌの電動化が進みそうだ さて、ルノー・スポールにかわり、 ...

続きを見る

参照:Renault Group

この記事が気に入ったら
いいね ! しよう

Cirqua_Recommend / 1845256

->ルノー/アルピーヌ
-, , , ,