| 日本未導入なるも、もし発売されれば売れそうだ |
アウディがフラッグシップSUV、Q8のハイパフォーマンスモデル「SQ8」を発表。
その外観はQ8から多くを引き継ぎ、「S」らしさを確認できるのはエアインレットに巨大な(22インチ)ホイール、リアだとクワッドテールパイプくらい。
アウディSQ8のエンジンは「ガソリンではなく」4リッターターボディーゼルで、出力は429HPながらもそのトルクはなんと900Nm(しかも1000回転から発生する)。※ポルシェ・カイエン・ターボで770Nm
一見するとQ8からの変更点は少ないように思えるが
そしてアウディSQ8には8速ATと48Vシステムを使用したマイルドハイブリッドが組み合わせられ、この48Vシステムは低速だと電動ターボによる加給を行い、時速23キロを超えた際にはモーターによって加速をアシスト。
これによって0−100キロ加速は「4.8秒」へと向上し(Q8は6.3秒)、最高速度は紳士協定による上限ギリギリの時速250キロへ。
SQ8ならではの標準装備としてはカーボンセラミックブレーキ、アダプティブエアサスペンション、ドライブセレクト・ダイナミックハンドリングシステム。
オプションでは4輪ステアリング、アドバンスト・サスペンション・パッケージ(スポーツディファレンシャルと電子制御アクティブアンチロールバーが含まれる)。
なお、日本ではまだ「Q8」は導入されておらず、この発売時期も未定。
よってSQ8も日本に入ってくるかどうかはわかりませんが、このディーゼル版SQ8は欧州をメインに発売され、後に北米市場向けにガソリンエンジン版SQ8が発売される、とのこと。
アウディSQ8のインテリアは未来感満載
そしてこちらはアウディSQ8のインテリア。
やはりQ8と共通する部分が多いものの、アウディのほかラインアップとは一線を画する先進的な印象を受けますね。
こちらで「S」らしさが感じられるのはスポーツシートくらい。
SQ8のインテリアにおいては物理スイッチがほぼ消滅し、電源をオフにすると各パネルが「真っ黒」になるデザインを採用しています(これはフォルクスワーゲングループが全体的に推進している)。
現在各社ともインフォテイメントシステムにはかなり力を入れているところですが、アウディは「一歩先」を行っている印象が強く、視覚的な先進性も感じられますね。