| ACシュニッツァーは「いろいろ追加するほう」のチューナー |
BMWのチューンで知られるACシュニッツァーがBMW i8用となる最新エアロキットを公開。
いかにACシュニッツァーといえどもハイブリッドカーであるi8のパワーアップは難しかったようで、今回も外観のグレードアップのみにとどまっています(今後エレクトリック化が進むと、チューナーのできる範囲が狭くなってゆく可能性が高い)。
このエアロキットは数年前に公開されて以来バージョンアップを重ねているものですが、最新モデルでは当然のごとく「よりアグレッシブな」デザインに。
なお、これまでi8クーペ用のエアロキットは公開されていたものの、「i8ロードスター用」は初めての公開となります。
純正パーツをペイントすることでも大きく印象が変化
足回りはオリジナルのローダウンキットにておおよそ20〜25ミリダウンされ(もっと落ちているように見える)、フロントバンパー、リアバンパーが一新されるほか、サイドウイング、リアウイングも装着。
ドアミラー、サイドウイング、リアディフューザー、リアウイングなどはカーボン製。
リアフェンダー状にはエアアウトレットのような付加物も。
こちらが純正状態のBMW i8ロードスター。
シュニッツァー版ではサイドステップ、リアバンパーそのものは未交換ではあるものの、これをボディカラー同色とすることで大きくイメージが変わっていることがわかります。
キドニーグリルフレームはボディカラー同色に。
本来ある「エレクトリッックブルー」もしくはグレーのアクセントはなく、ボディカラー同色にペイントされているようですね。
なお、フロントグリルの内側はメッシュへと変更されています。
追加されたサイドスカットルもカーボン製。
ホイールは「AC1」21インチで、1本あたり最大で4.4キロ軽量化できる、とのこと(iシリーズの純正ホイールは比較的軽量ですが、もともとBMWの純正ホイールはけっこう重い)。
フロントにはカナード、そしてウイングレットがあり、サイスステップ、リアウイングもそれぞれエアの流れを強く意識していることがわかりますね。
リアウイングは「昔ながらの」シュニッツァーらしい形状。
ACシュニッツァーのパーツを装着すると「いかにもチューニングカー」っぽい雰囲気が出てくるのが面白いところです。