| ベースモデルはクロノラリー、ドライビングに特化した仕様がカッコいい |
ケースサイズは48ミリ、素材は軽量なチタン製
さて、スイスの腕時計ブランド、エドックス(EDOX)がBMW Mとのコラボ腕時計を限定発売。
エドックスは2016年からザウバーとのパートナーシップ契約を結んでいましたが、その後BMW Mとオフィシャル・タイミングパートナーとしての契約を発表し、そして今回の限定モデルの発売となったようですね。
なお、ベースとなるのはエドックスの人気ラインアップ「クロノラリー」で、これにBMW Mにちなんだカラーリングを施し、世界限定1972本にて販売を開始することとなっています(29万7000円)。※「1972」はBMW M部門の設立年
BMW M クロノラリー・リミテッド・エディションはこんな腕時計
そこで今回発売となったBMW M クロノラリー・リミテッド・エディションを見てみたいと思いますが、ダイヤルのカラー違いで二種、それぞれにホワイトとブラックのラバーベルトが付属します。
ケースはいずれもチタン、サイズは48ミリ(かなり大きい)で、ムーブメントはクオーツ(EDOXキャリバー38)。
こちらはブルーダイヤルを採用する「38001 TINR BU」で、ブルーは「BMW」、プッシュボタンやカウンター、スモールダイヤルの針のレッドやブルーは「M」を表している、とのこと。
ただ、ちょっと不思議なことに、「BMW」「M」の文字はなく、公式サイトにも明確に「BMW」とは記されていないもよう。
しかしながらケース(外箱)にはちゃんと「BMW M」のロゴが入ります。
こちらはホワイトダイヤルとブラックベセルを採用する「38001TINNBU BN」で、りゅうずやプッシュボタンのリングなどもブラックへと変更されて精悍な印象に。
いずれもストラップの表面にはタイヤを連想させるトレッドパターン、ケース裏面にはホイールを模したエンボス加工が用いられています。
なお、リューズやプッシュボタンは「レーシンググローブを装着していても操作できるように」という配慮がなされたビッグサイズ。
風防は無反射コーティングがなされたサファイアクリスタル、防水性能は100メートルだとアナウンスされています。
クルマ好きと腕時計好きとは相通じるところがあるということで、現在様々な腕時計メーカーと自動車メーカーとがパートナーシップ契約を結んでいますが、(BMW「M」ではなく)BMW本体のほうは今のところどこかと契約を結んではいないように思われ、しかしBMWは熱狂的なファンも多いため、ぼくとしてはORISあたりと提携して欲しいと考えたり。
ちなみにBMW Mはプーマとのコラボレーションによってスニーカーやキャップ、Tシャツ、スウェットパンツなどを揃えていて、M社設立50周年の折、ひととおりのグッズを揃えてみるのもいいかもしれませんね。
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参照:EDOX