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BMW i7に防弾防爆仕様が登場!BMW初の「ピュアエレクトリック・セキュリティ車両」となり「新しく革新的な保護コンセプト」を採用

2022/07/11

BMW i7に防弾防爆仕様が登場!BMW初の「ピュアエレクトリック・セキュリティ車両」となり「新しく革新的な保護コンセプト」を採用

| おそらくはピュアエレクトリック版のハイセキュリティ車両にしかできないこともありそうだ |

そしておそらくEVと防弾防爆仕様の相性はいいはずだ

さて、BMWがi7に防弾防爆仕様の「プロテクション」グレードを投入する、と発表(画像は通常のi7)。

これまでBMWは数十年にわたりハイセキュリティカーを投入していますが、そのルーツは1978年の7シリーズにあるといい、2004年にはX5にも同様の保護性能を持つ持つVIP仕様が投入されています(現在もX5セキュリティは継続されている)。

ただ、今回のi7はピュアエレクトリックカーであり、ピュアエレクトリックカーでのハイセキュリティカーはBMW史上初なのだそう(ほかのブランドでもおそらく例はないと思う)。

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エレクトリックカーと防弾防爆仕様は相性が良いように思えるが

なお、素人的な観点だとエレクトリックカーと防弾防爆仕様は相性が良いように思われ、というのも防弾防爆化すると車重が重くなり(そのレベルにもよるが、最高クラスの保護性能を求めると1トンくらいプラスされる)、しかしEVだとトルクに優れるのでガソリン車を防弾防爆化するよりも機敏に動くことができ、危機から逃れる可能性が高まるため。

加えて回生ブレーキを活用した強力なストッピングパワーを発揮することも可能だと考えられ、運動性能に関してはガソリン版のセキュリティ車両を軽く凌駕することになりそうです。

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もちろん装甲で重くなったぶん航続可能距離が減ることになり、よってバッテリーを増量する必要も出てきそうですが、もともとEVは重いので、ちょっとやそっと重量が増えたところであまり影響はないのかも。

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i7セキュリティには「新しく革新的な保護コンセプト」を導入

なお、BMWによればこのi7セキュリティには「新しく革新的な保護コンセプト」が採用され「保護、落ち着きと安心感、広々とした空間と持続可能性の比類ない組み合わせ」を約束する、とも。

そして同社のCEO、オリバー・ツィプセ氏は「このi7セキュリティは初めて我社が導入するピュアエレクトリック・ハイセキュリティーカーであり、もちろん顧客の保護基準に関しては一切の妥協を許しません」とコメント。

いまのところその詳細はわからず、パワートレインについてもナゾの残るところですが、「セキュキュリティ」ではない通常のi7 xDrive60はデュアルモーターによるAWD(4WD)システムを搭載し、合計出力543PS、トルク744Nmを発生させ、0−100km/h加速は約4.5秒、EPAテストサイクルでは1回の満充電で483kmの走行が可能となります。

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BMWは日本でも新型7シリーズ / i7を発表

そしてBMWジャパンは日本市場向けの7シリーズ / i7を発表しており、クリーンディーゼルエンジン(+マイルドハイブリッド)搭載モデルとしては「BMW 740d xDrive Excellence(1460万円)」「BMW 740d xDrive M Sport(1460万円)」という2モデルのラインアップ。

ガソリンエンジン(+マイルドハイブリッド)搭載モデルでは「BMW 740i Excellence(1490万円)」「BMW 740i M Sport(1490万円)」、そしてピュアエレクトリック版のi7では「BMW i7 xDrive60 Excellence(1670万円)」「BMW i7 xDrive60 M Sport(1670万円)」という構成。

この新型7シリーズ / i7については賛否両論あるようですが、ぼくとしてはけっこう気になるクルマのひとつでもあり、展示車が配備されれば一度見に行こうと考えています。

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