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BMWが全車アップデートを発表。新エンブレム採用、Mモデルには新バッジ、EVでは航続距離がアップし「新時代」へ

BMWが全車アップデートを発表。新エンブレム採用、Mモデルには新バッジ、EVでは航続距離がアップし「新時代」へ

Image:BMW

| 実はBMWは「こっそり」iX3からエンブレムを変更している |

記事のポイント(3行まとめ)

  • EV効率の極致: iX1およびiX2に最新のSiCインバーターを搭載し、航続距離を約40km延長
  • Euro 7への先制対応: 新型M5とXM Labelが2027年施行の排ガス基準に適合。システム出力727馬力を維持しつつ環境性能を強化
  • ブランドアイコンの刷新: 2026年2月以降の全生産車に、より精密でフラットな「新デザインのBMWエンブレム」を採用
Fabian Kirchbauer Photography

Image:BMW

BMWが毎年恒例、「包括的なアップデート」を実施

BMWは2026年春、主力ラインナップに大幅なアップデートを施すと発表。

今回の目玉はEVモデルの「電費」改善、そしてスポーツ部門であるBMW Mが取り組む「次世代排ガス規制への適合」です。

また、すべてのファンが注目すべきは、1997年以来の刷新となる「新ロゴ(エンブレム)」の全面採用。

電動化(Neue Klasse)時代を見据え、よりシンプルで洗練された姿に生まれ変わるBMWの最新動向を見てみましょう。

BMW (2)

Image:BMW

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iX1 / iX2の航続距離が大幅アップ

コンパクトEVのiX1とiX2に対し最新のパワーエレクトロニクスが導入され・・・。

シリコンカーバイド(SiC)の採用

今回のアップデートにより、インバーターにSiC(シリコンカーバイド)半導体を採用。これにより電力損失が大幅に軽減され、航続距離(WLTP)が約40km向上しています。

  • iX1 eDrive20: 最大 514km(+40km)
  • iX2 eDrive20: 最大 512km(+40km)

また、iX3(50 xDrive)には、最大22kWのAC急速充電オプションと、クルマから家電に給電できるV2L(Vehicle-to-Load)機能が追加され、利便性がさらに高まっています。

Fabian Kirchbauer Photography

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Mモデルの環境性能向上

さらに新型M5、XMでは一足早く2027年施行予定の排ガス規制「Euro 7」に対応し、エンジンの単体出力は低下したものの、ハイブリッドシステムのソフトウェア最適化により、システム合計のパフォーマンスは維持されています。

BMW M5 & XMの変更点

項目変更前 (2025年モデル)変更後 (2026年春モデル)
V8エンジン出力585 hp544 hp (ミラーサイクル化)
システム合計出力727 hp (不変)727 hp (不変)
制御ソフトウェア従来型Euro 7適合・最適化版
BMW (5)

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新エンブレム:2月から全モデルに採用

そして注目すべきは2026年2月以降に生産されるすべてのBMWに「新しいブランドロゴ(エンブレム)が装着される」こと。

BMW (8)

Image:BMW

  1. デザインの変化: 内側のクロームリングを廃止し、黒い外輪をサテンマット仕上げに変更。よりフラットで現代的な印象に
  2. Mロゴの刷新: M5などのハイパフォーマンスモデルに付く「Mエンブレム」も、新しいデザイン(縁取りつき)へと切り替わる
  3. EV識別色の廃止: 以前はEVやPHEVのロゴを縁取っていた「ライトブルーのリング」がなくなり、パワートレインを問わず統一されたブランドアイデンティティとなる
BMW (1)

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BMWの「Mバッジ」に異変?MモデルのみではなくMパフォーマンスモデルにも付与され始め、M240iではキドニーグリルではなくアンダーグリリに装着される
BMWの「Mバッジ」に異変?MモデルのみではなくMパフォーマンスモデルにも付与され始め、M240iではキドニーグリルではなくアンダーグリルに装着される

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結論

2026年春のアップデートはBMWが「環境性能」と「ブランドの統一感」をさらに一段階引き上げたことを示しており、EVの航続距離アップは実用性を高め、Euro 7対応はブランドの将来を保証するものに。

そして何より、新エンブレムを冠したモデルたちは、BMWが「Neue Klasse(ノイエ・クラッセ)」という次世代の幕開けに向けて、本格的に走り出した象徴と言えそうですね。

BMW (6)

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参照:BMW

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