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メルセデス・ベンツがCクラスのフェイスリフトを発表。内外装リフレッシュ、Eクラス譲りの半自動運転機能を実装

2018/02/14

| 2019年モデルとしての発表 |

メルセデス・ベンツがCクラスのフェイスリフトモデルを発表。
現行Cクラスは2015年登場なので「え?もう?」という感じではありますが、まずはオンライン上で先行公開を行い、実車はジュネーブ・モーターショーにてお披露目予定とされています。

見た目はこれまでとほぼおなじ

今回公開された画像を見るとその変更幅は極小。
フロントだとシングルバーを持つダイアモンドグリルが標準装備となり、新しく内部の形状が変更されたLEDヘッドライトも標準化。
フロントバンパーのグリル形状、フィンの位置なども調整されています。
リアだとテールランプのフルLED化、ディフューザーの追加が変更点。

内装はほかのメルセデス・ベンツと同様の機能・操作系に

インテリアだと12.3インチサイズのデジタルディスプレイ、新デザインのステアリングホイール(各種機能の操作系が変更)が与えられ、オプションで10.25インチの追加スクリーンを選択可能(標準だと7インチ)。
スマートフォンとの連携機能も強化され、内装色だとマグマグレーとブラックとのコンビカラーが新たに追加。
AMGラインだとサドルブラウン/シルクベージュとブラックとの組み合わせが選択可能となっていますが、メルセデスでは最近(時を同じくしてフェイスリフトを発表したマイバッハSクラスでも同じですが)”ブラウン””ベージュ”を押し出しているようですね。

「見えない」部分だとEクラス譲りの「インテリジェント・ドライブ・アシスト」が装備され、これはバージョンアップしたレーダー、カメラとカーナビゲーションとを統合してドライバーの運転を助けるもので、状況に応じて「半自動運転」が可能だとされています。

エンジンについては少しだけパワーアップした2リッター4気筒ターボ(255馬力)を筆頭に、仕向地によって多彩なバリエーションが用意されることに。

ボディカラーには「エメラルド・グリーン」が追加

その他では新デザイン17インチ5スポークホイール(けっこうスポーティーで格好良い)、ボディカラーでは新色として「モハベ・シルバー」「エメラルド・グリーン・メタリック」が追加。
現在この「エメラルド・グリーン・メタリック」の画像は公開されていないものの、名称からするとかなり派手なグリーンなのかもしれません。

なお、グリーンはここ数年「不人気カラー」に分類され、ポルシェでもスタンダードカラーからドロップする扱いに。
ただし必ず物事には「反動」が来るもので、新型アストンマーティン・ヴァンテージでは鮮やかなグリーン(ライムエッセンス)がイメージカラーに採用され、ポルシェはおそらくフェイスリフト版の911GT3RSでグリーンを使用し、メルセデスAMGもそのトップレッジ「GT R」でグリーンを採用するなど、にわかに「グリーン復権」の傾向も。

ちなみに日本では「(クルマにかぎらず)グリーンの製品でヒットしたものはない」と言われるほど人気がない色ではあるものの(日本は白、赤、青が一般に人気)、欧州では比較的根付いているカラーでもありますね。
余談ではあるものの、グリーンの中古車は「異常に安い」場合があって、ひところのメルセデス・ベンツ、アウディ、BMWはグリーンをラインナップしており、この頃の「グリーンの中古車」は相当に安いため、ある意味ではお買い得(売るときにツライので乗り潰す前提ですが)。

新型メルセデス・ベンツCクラスについて、現在日本仕様の価格や装備は発表されていませんが、おそらくは2018年後半からの受注開始、そして2019年モデルとしての納車となりそうです。

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