| ほぼ軍用、完全プロユースのトラック「ゼトロス」 |
内装スペシャリスト、カーレックス(CARLEX)がメルセデス・ベンツのトラック「ZETROS(ゼトロス)」の内装をカスタム。
これは軍用をメインに「道なき道」を走ることを前提に設計されたもので、C-130ハーキュリーズ輸送機に収まるサイズであったり、ドイツで普及している貨車に積載できる形状であったり、と完全に「プロユース」。
よって「こんな車までカスタムしてしまうとは」という感じですが、なんとカーレックスでは2台もこのゼトロスをカスタム済み。
トラックがこんなにオシャレに
全体的にはこんな感じ。
シートはもちろんピラーまでもレザー張りとなっていて、これが「使役用トラック」とは思えないほど。
Aピラーにはツイーターも装着され、オーディオがアップグレードされているであろうこともわかります。
座席後部にはプロ用らしく黒板も。
レザーの質感/カラー、固定方法もレトロで、帆船時代における船内のような印象すらあります。
ドア内張りもカスタム。
太いケーブルのようなものを使用したり(野球グローブのような感じ)、スピーカーグリルがわりにバーを使用したり、とヘビーデューティーなイメージ満載。
これはクッション?地図のようなものがあり、これも幅広い地域で活躍する車であろうことを暗示しているのでしょうね。
ルーフ画はアルカンタラ張り。
サンバイザーも他部分とマッチした仕上げとなっています。
ダッシュボード、ドリンクホルダーもステッチ入りのレザー仕上げ。
こちらは別のゼトロス。
クラッシュレザーを使用しており、レトロを通り越してサイバーパンク風な雰囲気も。
カーレックスは以前にもH.R.ギーガーをテーマにした内装カスタムを行ったことがあり、同じ着想なのかもしれません。
こちらのドア内張りもカスタム済み。
上のゼトロスとはウーファーの位置が異なるようですね。
なお、ゼトロスは日本での法規に合致せずに公道走行が出来ませんが、2011年の東北地震の際にダイムラーが復興支援として8台を(ウニモグ4台と一緒に)日本に寄贈しており、特別な許可を得て復興にあたったことも。
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