| メルセデスAMG GT 4ドアクーペのベースは「E63ワゴン」 |
メルセデス・ベンツはジュネーブ・モーターショーにて「メルセデスAMG GT 4ドアクーペ」を発表しましたが(未だにその名称に馴染めない)、画像を見ると新型メルセデス・ベンツCLSとの共通点も。
ただし今回AMGのボス、トビアス・メアース氏が語ったところでは、「AMG GT 4ドアクーペは新型CLSと共通のパネルは一枚もない。AMG GT 4ドアクーペのほうが大きいからだ」と語っており、さらに「両者に共通点があるとすれば、AMG E63ワゴンのプラットフォームを使用しているということになる」と述べています。
800馬力オーバーのハイパフォーマンスモデルの登場は2020年
ただしトビアス・メアース氏によると「AMG GT 4ドアクーペ向けにプラットフォームはずっと強化されている」とのこと。
加えてさっそくAMG GT 4ドアクーペのハイパフォーマンス版に触れており、これの発売は2020年の予定で、パフォーマンス向上のためにハイブリッドシステムを採用するとしており、そしてハイブリッドシステム採用による「パフォーマンス」向上とはEVとしての走行可能距離や燃費性能ではなく、単純に「速さ」を追求することが目的となるようですね。
なおAMG GT 4ドアクーペのコンセプトカー「AMG GTコンセプト」では”EQパワー”を掲げており、805馬力を発生するパワートレーンが自慢。
おそらくはこれと同じ「4リッターV8ツインターボ+シングルモーター」を搭載したものがAMG GT 4ドアクーペのハイパフォーマンス版となりそうですが、AMG GT 4ドアクーペについてはほかに「後輪駆動モデル」発売の可能性もあるとされ、今後バリエーションを拡大してゆくのかもしれません(まさか4ドアカブリオレは出さないとは思う)。
メルセデスAMG GT 4ドアクーペはポルシェ・パナメーラを直接のターゲットとして狙ったクルマではあるものの、当のパナメーラが「ワゴンボディ(スポーツツーリスモ)」を発売したこと、AMG GT 4ドアクーペがE63”ワゴン”をベースとしていることからも、もしかすると「AMG GT 5ドアワゴン」も誕生するかもしれない、と考えたりします。
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