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これぞ贅の極み!マイバッハブランド「初」のSUV、メルセデス・マイバッハGLS 600 4MATIC発表

2019/11/22

| 全長5.2メートル、全幅2メートル、高さ1.8メートル、重量2.7トンの超高級SUV |

メルセデス・ベンツが北京にて、ついに「メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATIC」を発表。
(現行世代の)マイバッハには「メルセデス・ベンツSクラス」ベースのマイバッハSクラスしか存在せず、Sクラス以外、そしてSUVのマイバッハはこれが「初(限定モデルとしては「マイバッハG650ランドーレット」が存在している)。

現在”超”高級SUVとしてはベントレー・ベンテイガ、ロールスロイス・カリナンが存在し、しかしこのマーケットは「それらが発売されるまでは存在しなかったマーケット」。
つまりベンテイガが切り開き、その後にカリナンが参入することで拡大している市場でもあり、メルセデス・ベンツもここに目をつけた、ということになります。

メルセデス・マイバッハ GLS 600 4MATICはこんなクルマ

ベースとなるのは「メルセデス・ベンツGLS」で、搭載されるのは4リッターV8ツインターボ / 558馬力。
AMG GLS 63に搭載される612馬力版ではないのは意外ですが、マイバッハGLSは「パフォーマンスを追求したクルマではなく、高級さを極めたクルマ」というポジショニングとし、走りを追求するAMGモデルとは一線を引きたかったのかもしれません。

なお、このエンジンは「マイバッハ専用」に開発されたと紹介されており、48ボルトシステムによる「EQブースト」を持ち、22馬力のエクストラパワーを獲得しています(マイルドハイブリッド)。
トランスミッションは9速AT、0−100km/h加速は4.9秒、最高速度は250km/h(おそらくリミッター作動)だとアナウンスされていますが、車体重量2,785キロの巨体の割には「高い走行性能を誇る」ということになりますね。

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そのルックスは「どこからどう見てもマイバッハ」で、フロントグリルはマイバッハ特有の「感覚の狭い縦ルーバーの奥に横ルーバー」(デカい!)。
グリルのルーバーそしてフレーム、バンパーインサートとメッシュグリル、ロックガード、ウインドウモール、サイドシルパネルはクローム仕上げとなり、これは「マイバッハ」の伝統とも言えるもの。

ボンネット上のエンブレムは「マイバッハ」ではなく「メルセデス・ベンツ」のスリーポインテッドスター。

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ホイールは22インチが標準、そしてオプションでは23インチが用意されています。
なお、サスペンションは「エアサス」を核とした「Eアクティブボディコントロール(アクティブサス)」。

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Dピラーには「マイバッハ」エンブレム。
なお、この2トーンカラーは8つのコンビネーションから選択可能、とのこと。

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高級SUVでは当たり前となりつつある、「乗降時にせり出してくるランニングボード」。
もちろん、これをタラップとして使用することで乗降を用意にするものです。
さらにはイルミネーションが内蔵され、暗いところでも足元を見やすいように配慮がなされている、とのこと。

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こちらは「単色」ボディ。

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ツートンカラーとはかなり印象が変わって見えますね。

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こちらは別カラーの2トーン。

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ぼくはやはりマイバッハというと「2トーン」というイメージを持っています(インテリアカラーに外装とマッチした2トーンを選ぶと非常にオシャレ)。
ちなみに全長は5,205ミリ、全幅2,030ミリ、全高1,838ミリ、ホイールベースは3,135ミリ。

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メルセデス・マイバッハGLS 600 4MATICのインテリアはこうなっている

メルセデス・マイバッハGLSの内装は「2列シート」。
いかに車体が大きくとも「3列」というファミリー仕様ではなく、後席にゆったり乗ることが考えられています。

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インテリアにはナッパレザーが使用され、シートは独立した「ビジネスクラス」。

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「後部座席に乗るのがメイン」なクルマといえど、前席もゴージャスそのもの。

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アンビエントランプも上品ですね。

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そのほか内装における標準装備だとパノラミックグラスルーフ、電動ロールブラインド、シートヒーター/ベンチレーション、マッサージ機能、左右独立エアコン等。

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こちらはオプションの「専用バッグ(価格を知るのが怖い)」。

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現在日本への導入並びに価格は未発表ですが、北米だと2020年第2四半期に納車が開始される予定。
北米価格についても現時点で発表はないものの、おそらくは2000万円超からのスタートとなる見込みです。
価格帯からすると、ロールスロイス・カリナンよりも、ベントレー・ベンテイガ、アストンマーティンDBXあたりがライバルとなりそうですね。

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VIA:Mercedes-Benz

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