メルセデスAMG SLに上質な内外装オプションが追加！ボディカラーにはマット仕上げ、インテリアにはナッパレザー。より高級さを求める顧客に対応

｜　やはり「SL」は比類なき豪華さを持ち合わせるべきだとボクは思う　｜

現時点ではやや販売に苦戦しているようにも見受けられるが

さて、現行メルセデスAMG SLが登場してしばらく時間が経過しますが、今回はメルセデス・ベンツのパーソナリゼーション部門「マヌファクトゥーア」からいくつかの追加オプションが登場。

より多くのカスタマイズオプションを望む顧客のために「新しい内装と外装の仕上げ、新しいキャビン素材」が追加され、これまで以上に個性的なメルセデスAMG SLを作ることが可能となっています。

なお、つい先日はメルセデスAMG Sクラスを「マイバッハっぽく」仕上げるオプションが公開されており、メルセデス・ベンツは高価格帯モデルの強化を図るとともに、オプションの充実によって1台あたりの利益を最大化する方向に動いているようにも見えますね。

メルセデスAMG SLにはこんなオプションが追加されている

そこで新しくメルセデスAMG SLに追加されたオプションを見てみると、ボディカラーだと8つの「マヌファクトゥーア」フィニッシュが追加され、ソリッドカラーではヴィンテージ・ブルーとシリコン・グレー、そしてコートダジュールライトブルーメタリックとルベライトレッドメタリック、さらにマットカラーではナイトブラックマグノ、ハイテックシルバーマグノ、グラファイトグレーマグノ、アイルランドミッドグリーンマグノ。※ミッドナイトブルーのトップも選べるようになった

なお、メルセデス・ベンツではマット仕上げを「マグノ」と呼称しており、そのほかのメーカーだとBMWはマットのことを「フローズン」、フェラーリは「オパコ」と呼ぶなど、それぞれに特徴があるもよう（なぜマットという呼び方を避けようとしているのかは不明）。

ちなみにメルセデス・ベンツはかなり早い時期からマット仕上げをオプション設定しており、かつほかメーカーが「限定車のみにしか採用しなかったり」という中、オプション扱いではあるものの、誰でも注文できるカラーとして揃えていたことは注目に値します。

なお、今回は比較的シックな色味が追加されているように見え、これは「SL」という性格を考慮し、また購買層の嗜好を考慮したがためなのかもしれません。

メルセデスAMG SLにはこんな内装オプションが追加された

そして新しくメルセデスAMG SLに追加された内装オプションを見てみると、新しく追加されたレザーパッケージには「専用ダイヤモンドキルトナッパレザー」が用いられ、こちらのヘッドレストにはAMGのエンブレムが刻印済み。

加えてアームレスト、センタードアパネル、センターコンソール、ダッシュボード下部にもナッパレザーが使用されるほか、マヌファクトゥール製ステアリングホイールにはナッパレザーがハンドステッチにて巻かれることに。

その他AMGロゴとナッパレザーのパイピングが施されたディープパイル・フロアマット、AMG文字とマヌファクトゥーア専用パターンをあしらったイルミネーション付きドアシルパネルなども用意され、顧客の細かい要望に応えようという方向性も見られます。

なお、世界的な販売状況はわからないものの、今のところ新型メルセデスAMG SLを日本の路上で見かけたことは一度もなく、販売面に置いては予想外の苦戦を強いられているのかもしれませんね。

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参照：Mercedes-Benz