マンソリーのカスタムカーは内装もスゴかった。オレンジを内外装のアクセントに使用したメルセデス・ベンツGクラス「P850」最新作が公開に

｜　マンソリーのカスタムカーには「一度乗ってみたい」と思わせる強烈な魅力が備わっている　｜

ただしコンプリートカー価格はおおよそ新車の2−3倍だというので手が出ない

さて、マンソリーがメルセデス・ベンツGクラスのコンプリートカー「マンソリーP850」の最新バージョンを公開。

マンソリーは特にGクラスのカスタムを得意としており、これまでにも「3ドア化」や「コーチドア化」など構造を大きく変えるコンプリートカーを公開してきたものの、今回のマンソリーP850はその構造こそベースとなるGクラスを踏襲し、しかしこれまでにはない「オレンジ（マンダリン）」という鮮やかなカラーを用いていることが大きな特徴です。

メルセデス・ベンツGクラス「マンソリーP850」のインテリアはこうなっている

このマンソリーP850のインテリアに使用されるのはオレンジレザーそしてカーボンファイバーで、そこに組み合わせられるのがセンタートンネルやドアインナーパネルに用いられるホワイトレザー（ホワイトレザーにはオレンジのコントラストステッチが用いられている）。

そしてフロアカーペットもレザー、フロアマットもキルティング仕様のレザーが使用されるなど、まさに「豪華絢爛」といった感じです。

なお、シート表皮にはダイヤモンドステッチにパーフォレーション加工が用いられており、純正では表現し得ないエキゾチックな雰囲気が演出されているようですね。

センターコンソールのパネル、ステアリングホイールのスポークなどにはカーボンファイバー。

エアコン吹き出し口の「タービン」もオレンジへとペイントされています。

メルセデス・ベンツGクラス「マンソリーP850」のエクステリアはこうなっている

そしてこちらはマンソリーP850のエクステリア。

もう見るからに普通ではないといった感じですが、マットブラックをメインに鍛造カーボンファイバー、そしてオレンジがアクセントとして用いられています。

ホイールは鍛造、そしてエアロカバー付き。

フロントバンパー、グリル、ボンネット、オーバーフェンダーにドアパネルが変更され、バンパー内のLEDデイタイムランニングランプ、ルーフに取り付けられたLEDライトもオレンジに。

鍛造カーボンを近くで見るとこう。

これは織布を用いたカーボンファイバーではなく、カーボンチップを樹脂で固めたもので、プレス機を用いて量産できることが一つの特徴です（ただ、その割にそこまで価格は安くならない）。

なお、エクステリアにおけるオレンジアクセントの使用は最小限。

マットブラックと鍛造カーボン部分のグロス仕上げのコントラストがいい感じですね。

スペアタイヤカバーも鍛造カーボン製へと交換されており、とにかく「至るところに手が入った」一台ということになりそうです。

もちろんパワートレーンにも手が入り、4リッターV8ツインターボエンジンの出力は850馬力にまで高められ、最大トルクは1,000Nmへ。

0−100km/h加速はわずか3.5秒というスーパーカー並みの数値を誇り、しかし最高速は250km/hに（おそらく安全のため）制限されています。

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参照：MANSORY