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変わっていないようで結構変わった新型ポルシェ・カイエンを見てきた。内装は新型911もこんな感じ?

2018/07/23

| 新型ポルシェ・カイエンに次期911の姿を見た |

さて、ポルシェセンター北大阪さんにて発表されたばかりの新型カイエンS。
以前に上海で展示されていたものを見ていたので今回が2度目ですが(5月の話なので、やはり中国は相当にポルシェに重要視されていると言える)、一瞬「え?マカン?」と思うほど軽快な印象があります。
おそらくはフロントを絞り込み、グリルを最大化したことでスポーティーなフェイスが与えられたことがそう思わせるのかもしれません。

ちなみにポルシェセンターはかつてないほど多くのお客さんが訪れており、新型カイエンに対する「なみなみならぬ」期待が感じられるところ。

カイエンはポルシェにとって利益の厚いモデル

ポルシェ・カイエンは今回のモデルチェンジで「3代目」となり、そしてこれまでに75万台を売り上げた大ヒットモデル。
台数ベースだと「マカン」のほうが優勢ではあるものの、価格設定を鑑みるにかなり「利益の大きな」モデルだと想像でき、ポルシェとしては新型カイエンにもその「得た利益」をたっぷり還元しているように思います。

現在はマカンが存在するためかボディサイズは一層大きくなり、ホイールベースは75ミリも延長。
その反面重量は先代比でマイナス65キロに抑えられ、これは911GT3にも採用されるリチウムイオンポリマーバッテリーの採用も効いているのかもしれません。

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全体的には先代モデルを踏襲しながら各部をブラッシュアップしてきた印象で、パッと見た感じでは先代とあまり変わらないように思えますが、各部には先代のカイエンオーナーに「買い替えよう」と思わせる装備やデザインが随所に見られます。

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ヘッドライト内部構造もさらに複雑に。

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このドアミラーは新形状。
次期911(992)のスパイフォトを見ると、これと同様のミラーが採用されるであろうことがわかります。

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やっぱり特徴的なのはテールランプ左右を繋ぐガーニッシュ。
「PORSCHE」の文字が見えますが、これは透明のガーニッシュ内に装着されるというこだわりよう(よって表面はフラッシュサーフェス)。

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シートはかなり分厚い快適仕様。
調整幅もかなり大きいようですね。

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新型カイエンのインテリアはもっとも大きく変わった部分

なお、外観が「キープコンセプト」であるのに対し、内装は大きく進化しています。
およそパナメーラに準じた印象があり、「直線」と「平面」が多用されたデザインですね。

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パワーオフでは全てがブラックアウトし、電源ONでブラックのパネルに表示が浮き上がる仕組み。
シフトセレクターはもう「シフトノブ」を連想できないような先進的な形状ですね(これはBMWでも同じ)。

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タッチ式の12.3インチインフォテイメントシステムを装備しており、二代目カイエンの一つの特徴でもあった「センターコンソール上にずらりと並んだ」ボタンが姿を消すことに。

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ダッシュボードやドア内張りも肉眼で見るとかなり変わったな、という印象(こうやって画像で見るとあんまり変わっていないようにも見える)。

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ドアオープナーも新しい形状。

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センターはアナログメーター、その左右に2個づつあるのは液晶パネルに表示された「バーチャルメーター」。

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全体的にはかなり斬新的だという印象で、反面ダッシュボードの曲線、ステアリングホイールは今までとほぼ同じように見えます。

おそらく新型911は(スパイフォト等から想像するに)この新型カイエンSと同じイメージの内装を持つはずで、つまり「見た目以上にインテリアが大きく変わる」のかもしれません。

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他の画像はfacebookのアルバム「ポルシェ・カイエン」に保存しています。

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