| ポルシェはときどき、突拍子もないカスタムを行うことがある |
ポルシェのパーソナリゼーション部門、「エクスクルーシブ」より、パナメーラそしてタイカンをカスタムした車両が公開。
ポルシェは非常に多数のオプションを持つことで知られ、しかしあまりに選択肢が多すぎるために「何を選んだらいいかわからん・・・」という人が多数いるのもまた事実。
よって、ときどきポルシェがこうやって自ら「こういったカスタムもできる」という例を公開しているわけですね。
パナメーラのホイールはボディ同色
そして今回公開された、カスタム仕様パナメーラ・ターボS Eハイブリッドに装着されるホイールは「ボディカラー同色」。
そのカラーはナイトブルーメタリックで、一種独特の雰囲気が感じられます。
ちなみにポルシェの場合、ホイールの種類にもよるものの、多種多様なフィニッシュを選択することができ、たとえば911において、20/21インチカレラを選ぶと「ボディカラー同色(198,612円)」、ジェットブラックメタリック塗装(198,612円)」「ハイグロスブラック塗装(198,612円)」「サテンブラック塗装(198,612円)」「サテンプラチナ(マットグレー)塗装(198,612円)」「オーラム(ゴールド)塗装仕上げ(198,612円)」を選択可能。※ブラック系が3つもある。
そのほか、ボディには「スポーツデザインパッケージ」が装着され、これはフロントバンパー、サイドスカート、リアバンパーが変更となるもの。
そのほか、テールランプが「ダーク仕上げ」となっています。
ポルシェの「ホイール同色」の歴史は浅くない
なお、ポルシェはけっこう前からボディカラー同色ホイールを採用する傾向にあり、968CS(クラブスポーツ)ではこういった感じでイエローのほか、「レッドのボディにレッドのホイール」「ブルーのホディにブルーのホイール」を装着しています。
そのほか、986世代のボクスターにも「イエローのボディにイエローのホイール」を装着した限定車を発売したこともありますね(タミヤからプラモデルが発売された)。
そのほか、996世代や997世代の911GT3RSでは、ボディカラー同色ではないものの、アクセントカラーと同じ色にペイントされたホイールを採用したことも。
タイカンは「スポーツデザインにカーボンパーツ」
そして時を同じくして発売されたカスタム仕様のタイカンは「スポーツデザインパッケージ(カーボン)」を装着。
ボディカラーはパナメーラと同じナイトブルーメタリックのように見えますが、フロントリップ等がカーボンファイバーに。
そのほかにはLEDマトリクスヘッドライトも与えられ、精悍な雰囲気が増しています。
加えてホイールのリム部分(エアロブレード)にもボディカラー同色があしらわれ、ポルシェは意外と「ボディカラー同色ホイール」が好きなのかもしれません。
VIA: Porsche