| ポルシェにしては気の利いたサービスだと思う |
さて、ポルシェがちょっと面白いサービス2種を導入。
これらは「ビハインド・シーン」「トラック・ユア・ドリーム(Track Your Dream)」と命名されたもので、簡単に言うと、自分が注文したポルシェが工場で作られ、それが出荷されて最寄りのポルシェセンターに届くまでの状況を追跡できる、というもの。
つまり、自分の夢(ポルシェ)の誕生にオンライン上で立ち合い、その夢が届くまでを追跡できるサービス、ということですね。
製造中の画像は記念としてぜひ残しておきたい
ちなみにこれらはポルシェのオーナー向けアプリ「マイ・ポルシェ(My Porsche)」の新機能で、「ビハインド・シーン」だと工場に設置された定点カメラを通じ、自分のポルシェが製造される様子を確認できるもの。
残念ながら今のところ日本では使用できず、対応しているのはアメリカ、ドイツ、イギリス、カナダ、スイス、スペインのみだそう。
追って日本でも使用できるようになるかと思われますが、画像を保存しておけば記念にもなり、なかなかに面白いサービスだと思います。
そして「トラック・ユア・ドリーム」は今のところアメリカのみで利用可能なサービスで、工場からディーラーへと向かう自分のポルシェを追跡したり、納車までのカウントダウンを表示する機能もあるようですね。
「マイ・ポルシェ」はこんなアプリ
なお、「マイ・ポルシェ」アプリは(日本だと)自分の車両の情報を確認したり、サービスの予約をしたり、ロードアシスタンスに連絡したり、中古車を探したり、という機能が利用可能。
ポルシェオーナーの端くれとしてぼくも利用してはいるものの、実際には「あまり利用するシーンがない」と言うのもまた事実です(車種によっては、車両の機能コントロールができるので便利な場合もある)。
ちなみにこういったアプリは欧州車ではけっこう一般的で、ちょっと前まで乗っていたアウディ、BMWでも同様のものがあり、とくにBMWではかなり重宝したことを思い出します。
ポルシェはこういった顧客向けサービス、有用なアプリの提供についてはどちらかというと「疎い」方ではあったものの、アプリ開発会社を買収したり、アプリ開発部門をスタートさせたり、急速にデジタル関連技術の強化に努めているようですね。
現在では、車両やアプリ両方とも機能が充実しているとは言い難い状態ではあるものの、現行モデルがフェイスリフトしたり、モデルチェンジする頃には一気にその有用性が向上しているのかもしれません。
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