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ポルシェが「1000馬力クラブ」を結成。1970年代の「917 / 30」からカイエン ターボ エレクトリック」へと1000馬力のバトンが渡される

ポルシェが「1000馬力クラブ」を結成。1970年代の「917 / 30」からカイエン ターボ エレクトリック」へと1000馬力のバトンが渡される

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| ポルシェにとっても「1000馬力」がついに「日常使いのクルマ」にて達成される |

この記事の要約(異次元のパワー対決)

  • 1000馬力クラブ:かつてはモータースポーツ専用だった「4桁馬力」が、ついに日常使いのSUVへ
  • 新型カイエンの狂気:フル電動化により1,156 PSを発生。0-100km/h加速はわずか2.5秒
  • 伝説との比較:1970年代に無敵を誇った1,100馬力のモンスター「917/30」のDNAを継承
  • 超急速充電:最大400kWの充電に対応し、航続距離は600kmを超える実用性も兼備
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ポルシェが挑む「限界の再定義」

2026年、ポルシェは自らの歴史を塗り替える1台を世に送り出すこととなり、それが完全電気自動車である「カイエン ターボ エレクトリック」。

かつて1973年、Can-Amシリーズを席巻した「ポルシェ 917/30」は、1,100馬力を超えるパワーでモータースポーツの歴史を変えましたが、それから50年以上の時を経て、その「1,000馬力オーバー」のバトンが最新の電動SUVへと引き継がれることとなっています。

なお、「タイカン ターボGT」も1,000馬力を超えるため、タイカン ターボGTもやはり「1,000馬力クラブ」のメンバーということになりますが、レーシングカーに次ぐ1,000馬力クラブのメンバーが「スポーツカーではなく」サルーン、そしてSUVというのは「これも時代の流れなのか・・・」と考えさせられるところでもありますね。※そのほか1,000馬力クラブの入会資格を持つポルシェとしては919 Hybrid Evo(1,160馬力)がある

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新型カイエン ターボ エレクトリックの圧倒的スペック

今回の新型カイエンは、「パワーが大きいだけのSUV」ではなく、ポルシェが培ってきた全ての電動化技術が投入された存在です。

主要諸元・スペック

項目カイエン ターボ エレクトリック (2026)917/30 カンナム(参考)
パワートレインフル電動 (BEV) / AWD5.4L 水平対向12気筒ツインターボ
最高出力1,156 PS (850 kW)約 1,100 PS (最大 1,230 PS)
最大トルク1,500 Nm不明
0-100km/h加速2.5秒約 2.1秒 (0-60mph)
最高速度260 km/h355 km/h 以上
航続距離 / 充電623 km (WLTP) / 最大400kW充電-
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驚愕の「プッシュ・トゥ・パス」機能

新型カイエンには、ステアリングのボタン一つで10秒間だけ130kW (177PS)を追加ブーストできる「Push-to-Pass」機能が搭載されており、これによって通常時の857PSから一気に1,156PSという、ハイパーカー並みの爆発力を引き出すことが可能となるわけですね。

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【新しい気づき】日常に溶け込む「1000馬力」の技術的背景

かつての917/30は強大なパワーを制御するためにドライバーの超人的な技術が必要で、しかし新型カイエンは以下に掲げる技術により、誰もが安全にその恩恵を受けられるようになっています。

  • ePTM(ポルシェ・トラクション・マネジメント):電気モーターならではのミリ秒単位のトルク制御により、氷上でも完璧なグリップを維持。
  • フォーミュラE譲りの回生:最大600kWという驚異的な回生ブレーキ性能を誇り、日常の制動の97%をモーターだけでカバー。
  • ワイヤレス充電対応:床下のパッドの上に停めるだけで11kWの充電が開始される、初の「プラグレス」充電にも対応。
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結論:ポルシェのDNAは「数字」ではなく「挑戦」にある

氷結したゼー・アム・ゼーの湖上で、轟音を響かせる917/30と、静寂の中で圧倒的な加速を見せるカイエン ターボ エレクトリック。

見た目も動力源も全く異なる2台ですが、その根底にある「限界を超える」という哲学は共通しており、ポルシェにとって、1,156馬力という数字は単なる誇示ではなく、「レーシングカーであっても、SUVであっても、電気であっても、ポルシェはポルシェである」という証明なのかもしれません。

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参照:Porsche

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