| ボクも80歳になる頃にはこうありたい |
さて、ポルシェが公式にて「80歳にして80台目のポルシェ」を購入した、オットカー・J氏を紹介しています。
同氏は32歳のときに年に最初のポルシェである「スピードイエローの911E」を購入。
その後は例によってポルシェの魅力に取りつかれ、そこからどんどんポルシェが増えてゆくことに。
最後の仕上げは自分の手で
今回の記念すべき「80台目のポルシェ」はマイアミプルーにペイントされた718(ボクスター)スパイダーで、その車両が生産されたツェッフェンハウゼン工場まで自ら引き取りに参上することとなっていますが、ポルシェには、工場へクルマを引き取りにゆく”ファクトリーコレクション”なるオプションがあり、そちらを利用したということになりそう。
ただ、ポルシェはオットカー・J.氏のために特別な演出を用意しており、それは「一番最後の仕上げとして、ポルシェクレスト(エンブレム)をフロントフードに装着するという作業をオットカー・J.氏に行ってもらう」ということ。
これが許されたのは同氏が初(ほかにも数名いるようだ)だとされ、ポルシェファンにとってたいへんな名誉でもありますね。
現在は38台のポルシェを所有
なお、オットカー・J.氏は現在38台のポルシェを保有しているといい、その中には910や917、956、904、964カップといったレーシングカーも(自身も趣味でレースを楽しんでいる)。
さらに同氏は「9台の、仕様が異なる」カレラRSを所有。
コレクション全体としては俗っぽい言い方を許してもらえるならば「レアものばかり」、そして38台という数字については「1ヶ月間、毎日違うポルシェに乗ることができる。週末には1日2台乗ったとしても」と語っており、これはとんでもなく羨ましい状況でもありますね。
そしてガレージには911Rや911スピードスターなど希少モデルがズラリ。
ガレージ内には911たちとともに色々なポスターも。
ミニカーや様々なコレクターグッズ、色々なイベントに参加した際のパスなど、貴重な記念品が並びます。
ここまで来るともう博物館として一般開放したほうがいいんじゃないかと思えるレベルですね。
もし自分が80歳になったら
こういった人を見ると思うのが、「自分がその年齢に達したら」。
ぼくが80歳になった頃には「80台目のポルシェ」を購入しているとは考え難く、せいぜい頑張って「8台」くらいかも。
ただ、ちょっと前には自分が(今の時点で)5台もポルシェを買うとは思ってもみなかったので、もしかするともうちょっと台数が増えるのかもしれません。
そしてオットカー・J.氏は80歳になってもスローダウンする気は一切なく、今後も様々な計画を立てている模様。
「80歳になったら、過去のことよりも、未来のことを考えるようになるよ。そのときは、まだやって来ていない、そしてこれからやって来るものごとを楽しみにするといい」。
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