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| ポルシェのサードパーティ製チューンドカーといえばさほど需要はなさそうではあるが、実際は意外に「売れている」のかも |
おそらくコンバート費用は「新車のポルシェ911ターボSカブリオレカブリオレ」1台分をはるかに超えているだろう
さて、マンソリーはポルシェ911ターボSのコンプリートカー「P9LM EVO900」を発売済みですが、今回はそのオープンバージョンである「P9LM EVO900 カブリオレ」を発表。※7台のみの限定生産
マンソリーらしい「エグいまでの」迫力を持つエアロパーツは(ほぼ)そのままに、911ターボSのカブリオレのボディ形状に合わせて微調整がなされていますが、そのパフォーマンスもまたクーペ版同様に恐るべきレベルにあり、その出力は900馬力 / 1,050Nm、0-100km/h加速は2.5秒、最高速は340km/h。
ポルシェ911のコンプリートカー「マンソリー P9LM EVO900 カブリオレ」はこんなクルマ
そこでもう少しこのP9LM EVO900 カブリオレを詳しく見てみると、フロントだと専用デザインを持つフロントエプロンに大きく拡張されたエアインテークが印象的。
フロントボンネットは、完全なヴィジブルカーボン仕上げで、視覚的にエプロン上部(こちらもヴィジブルカーボン仕上げ)へとつながります。
そのほかフロントスプリッター、フロントフェンダー上のルーバー、前後フェンダーやサイドシルエクステンション、リアウイング、ドアミラーなど付与されるパーツもすべてヴィジブルカーボン。※ちなみにボディエクステンション「レス」仕様も選択できるそうだが、マンソリーを選ぶ人はまずワイドボディを選択するであろう
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装着されるホイールはフロント21インチ、リア22インチサイズの「FV.5C」。
そこに巻かれるタイヤはフロント255/35ZR21、リアは335/25 ZR22。
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リアは一層の迫力を備え、リアフェンダーエクステンションにリアディフューザー、リアウイングにリアパネルが装着され「ほぼ元の面影がない状態」。※しかもテールパイプは3本出し。
ちょっと興味深いのは、このリアサイドの「ロングテール化」処理につき、本家ポルシェが放つ992.2世代の911ターボに採用されそうだということで、ここはマンソリーのほうが「一歩早かった」ということになりそうですね。
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ちなみにこちらはクーペ版のP9LM EVO900。
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