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| 1位はまさかのホンダ・シビックだが、たしかに”もっともワイルド・スピードらしい”クルマだ |
いつも様々な企画で楽しませてくれるドーナツメディア。
今回は映画「ワイルド・スピード」に登場したクルマのランク付けを公開しています。
8つのシリーズに登場した116台を「1位から116位まで」並べていますが、その内容はなかなかに見応えのあるものに。
実際に劇中で走行したシーンも収録され、かなり濃い14分の動画に仕上がっています。
ちなみに抽出はこんな感じで行っており、「よくここまで調べたな」と感心させられますね。
「ワイルド・スピード」全8シリーズに登場したクルマのランキングはこうなっている
まずは最下位となる116位で、これは「ワイルド・スピードX2」に登場した三菱エクリプスGTS(ローマンが乗っていたクルマ)。
ちなみにこの作品にはヴィン・ディーゼルが出演しておらず、それはヴィン・ディーゼルが別の映画を優先させたため。
つまり、当時はワイルド・スピードはそこまで大きなヒットを記録するに至っていなくて、ヴィン・ディーゼルにとっても「それくらい」の扱いだったということを意味します。
これを受け、当時ポール・ウォーカーは(ほかの作品を優先させた)ヴィン・ディーゼルを「裏切者」とまで呼んでいます。
ちょっと飛んで59位はダッジ・チャージャー(ワイルド・スピード MEGA MAX)。
2台並んで金庫を引っ張る姿に驚かされたものですが、シリーズ通じ、様々な世代のチャレンジャー、チャージャーが登場しています。
なお、FCAは本作品のスポンサーを務めていますね。
56位には「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」から、トゥインキーの乗るフォルクスワーゲン・トゥーラン。
全身グリーンの「ハルク」仕様で、ドアやリアハッチに「拳」状の盛り上がりがあり、ルーフには「髪の毛」が植毛されるなど、劇中でもかなり変わった仕様を持つ一台。
55位は「ワイルド・スピード X2 TOKYO DRIFT」でショーンが終盤に乗るランエボIX。
このクルマでドリフトの練習を行い、土屋圭市がそれを見守る役として登場しています。
29位にはスーキー(デヴォン青木)の乗るホンダS2000。
モッフモフの内装が特徴的な一台でしたね。
けっこうキャラが立っていたので他の作品にも登場すると思ったのですが、以外なことに出番は「ワイルド・スピードX2」のみ。
1位~10位はこんな感じ
10位は「ワイルド・スピード SKY MISSION」のラストに登場したホワイトの80スープラ。
感動的な別れを演出したシーンに登場しており、それだけシリーズにおける「スープラ」の重要性を表したものだと言えそうです。
9位はシボレー・カプリス。
「ワイルド・スピード SKY MISSION」にて、テズとローマンが乗っています。
8位はフォード・ライトニング。
潜入捜査を行うブライアンが運転していましたね。
7位はマツダRX-7。
ヴェイルサイドのエアロで固められ 「ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT」でハンが乗っていたクルマ。
タービンと吸気音が「ピャーピャー」言っていたのが特徴的で、とんでもなくピーキーなクルマなんだろうな、ということもわかります。
ラスト近辺ではデッカードの乗る(その時はまだ明らかではなかった)メルセデス・ベンツに激突され、その場で爆発・炎上することになり、ハンとともにこの世を去ることに。
ぼくの中では、シリーズ中通じ、ハン、そしてこのRX-7がもっとも記憶に残っています。
6位はR33 GT-R。
一作目の「ワイルド・スピード」に登場していますが、レオンのドライブにて比較的出番が多く、そのボディカラーのせいもあって目立っていたように思います。
ワイルド・シリーズには幅広い世代のGT-R(R35まで)が登場し、ポール・ウォーカーはほかにR34GT-R(14位)も運転していますが、悪路に乗り出す際に「ごめんよ、オレのクルマ」とR34 GT-Rに謝りながら突っ込んでいたのが印象的。
なお、インタビューでも「奇人的に」GT-R好きであることに触れ、「自分にとってのGT-Rは、”スカイライン”でなくてはならない」と語ったことも(つまりR34までしか認めていない)。
折に触れてクルマに対して深い愛情を見せており、劇中での「ごめんよ、オレのクルマ」は用意されたセリフではなく、ポール・ウォーカーの本心だったのかもしれませんね。
5位はフォード・マスタング (ワイルド・スピードX3 TOKYO DRIFT) 。
ただ、これはハンがカスタムしたS15シルビア(84位)に積まれていたRB26DETT(R32~R34に積まれるGT-Rのエンジン)をスワップしており、「日米合作」。
ラストではショーンのドライブにて、DK操る日産フェアレディZを打ち破っています。
4位は「ワイルド・スピード」にてドミニク(ヴィン・ディーゼル)の乗っていたマツダRX-7。
こちらもヴェイルサイドのエアロが装着されています。
3位はやはり「「ワイルド・スピード」にて、ドミニクが運転したダッジ・チャージャー。
ドミニクの父親が乗っていたクルマで、ラストではドミニクが「自由を求めて」ドラッグレースに挑みますが、その際には「ウィリー」を見せるなど、とんでもないパワーを持っていることがわかります。
2位は「あの」オレンジのトヨタ80スープラ。
スクラップを組み立てたもので、ブライアンの運転にてフェラーリF355GTSと競争することになりますが、フェラーリと並んだときに「いいクルマだな」とフェラーリのドライバーを挑発したところ、フェラーリのドライバーは「お前には買えないけどな」と言い、その後このスープラにぶち抜かれることに。※この際のセリフ、「You can't affod it」はアメリカではけっこう有名なようで、様々なシチュエーションにて、皮肉交じりに使われている
なお、スクラップから再生され、フェラーリを抜くというバックボーンは、アメリカ人が好む「成り上がり」の方程式のひとつのメタファーで(”ロッキー”の成り上がりも同じ。ほかのハリウッド映画もこの図式が多い)、ここがアメリカ人の心に刺さり、スープラが神格化されるまでに至ったのかもしれません。
1位はなんと「ホンダ・シビック」。
え?という感じではありますが、「ワイルド・スピード」にて、3台が隊列を組んでトレーラーをジャックするというスタントを見せており、たしかに度肝を抜かれる活躍でしたね。
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