| 年に一度、モナコでのお祭り |
モナコにて開催された「Top Marques(トップ・マルケス)」関連動画が続々公開。
トップマルケスはモナコにて毎年公開されているモーターショーですが、東京モーターショーやフランクフルト・モーターショーなど「国際規格の、大きなショー」とは異なり、その対象を「富裕層」に絞った特殊なモーターショー。
モナコは「タックス・ヘイブン」であるために多くのお金持ちが居住しており(F1ドライバーやスポーツ選手もモナコに居を構えている人が多い)、その土地柄を表したものだと言えそうですね。
加えて、トップマルケスはクルマに加え、腕時計やボートなど、お金持ちに訴求できそうな製品が同時に出展されるのも、ほかのモーターショーとの大きな違い。
世の中には知られていない「お金持ち向けメーカー」が多々あった
そんなトップ・マルケスなので展示されるクルマもかなり特殊。
「世界限定数台」というクルマや億単位のクルマ、これも生産数が絞られたコンプリートカーなど。
自動車関連の出展企業は41社ありますが、その中でメジャーメーカーはアストンマーティン、レクサス、テスラ、ロータス(ロータスですらトップマルケスでは”メジャー”に数えられる)くらい。※しかも現地ディーラーの出展だったりする
そのほかはARASH、アポロ、ZENVOといった超エキゾチックメーカーや、ブラバス、トップカー、スターテックなどエクストリームなチューナーの姿も。
一方でTUSHEK、CORBELLATI、KLASSSEN、ALANDI、EADON GREENといった全然知らないメーカーもあり、とにかく異色な展示内容となっていそうです。
こんな性格を持つトップマルケスなので、もちろんやってくる人々も超リッチ。
当然乗っているクルマも相当にレアなものが多く、それを目当てに多くの観光客が押し寄せているようですね。
それでは動画を見てみよう
ここではそんなトップマルケス開催中の騒乱を見てみましょう。
まずは「CHAOS in Monaco ! Police and Supercars BUSTED」。
文字通りカオス状態となっていて、とんでもない改造車とそれに群がるユーチューバーを捕らえています。
そして「BEST of Top Marques Monaco 2018! - Burnouts, Police, Tuned Cars, Crazy Situations & More!」。
もちろんエキゾチックカーオーナーも「見られている」ことを意識しているので、思いっきりドリフトやドーナツターンを行う人々もいるようですね。
こちらは会場周辺に登場したスーパーカーやハイパーカーを集めた「Monaco Day 2 (19.4.18) - LaFerrari, McLaren P1, 918 Spyder, Zenvo, Apollo IE」。
アポロ・インテンサ・エモルツィオーネは会場にて展示されていたようですね。
https://www.youtube.com/watch?v=GrIbonHeEow
ケーニグセグに群がる人々、「Koenigsegg One:1 CAUSES CHAOS in Monaco! | Top Marques Monaco 2018」。
もはやクルマ好きが集まるというよりは、珍しい車の動画を撮影してYoutubeやSNSに公開し、注目を集めたりお金を稼ごうという人だけの集まりにも見えますね。
なんとなくクルマを見る動機が「不純」なようにも思えます。
そして当然騒ぎになると出てくるのが警察で、こちらは警察のお世話になるスーパーカー特集、「POLICE vs SUPERCARS in Monaco! | Top Marques compilation video」。
相当数のスーパーカーが没収されたようで、警察の敷地内にはランボルギーニ、フェラーリが多数見られるという「MONACO POLICE SEIZED all these supercars!」。
こちらも押収されたクルマたち「The Supercars of the Monaco Police Impound Lot」ですが、コンパクトカーをチューンしたものも多いようですね。
もしかするとチューナーたちが「逮捕覚悟で」、しかし拡散による注目を狙ってモナコへと繰り出してきているのかもしれません(SNSがプロモーションのあり方を変えたとも言える)。