| こういった連中は痛い目を見たほうがいい |
アメリカはテキサスにて、3人のティーンエイジャーが(他人の)フェラーリ・カリフォルニアの上に乗って写真を撮り、当然ながらその写真をSNSにUPしたのちに発見され、逮捕された上に修理代金約67万円を請求されるという事件が発生。
このフェラーリのオーナーはリチャード・ストリープさんという人物で、フェラーリ・カリフォルニアに乗って両親の家に行って一晩そこへ駐車することに。
そして翌朝リチャード・ストリープさんは自身のカリフォルニアのボンネットの上に凹み、そして誰かが靴のまま乗った跡を発見します。
なぜこういった例が後をたたないのか
そこで家族のひとりが「昨晩、6人~8人の若者が家の周りをうろつき、少なくとも3人がカリフォルニアの上に乗ってポーズを決めていた」こと、その後グリーンのキア・ソウルに乗ってどこかへ行ったということをリチャード・ストリープさんに報告(見つけた時に言ってほしかった・・・)。
その後リチャード・ストリープさんは証拠写真を撮影して警察に通報を行いますが、撮影した写真を自身のSNSにアップした24時間以内に「それらしき若者のSNSを見つけた」という報告が入り、そこから犯人特定となったようですね。
もちろんリチャード・ストリープさんは一連の流れについても警察に報告しており、その情報をもとに警察は犯人を逮捕することになりますが、一人の親からは「修理代金の一部を支払う」という申し出と謝罪があったとのこと。
ただ、「一部」だけだと約67万円にもおよぶ修理代金をカバーできるとは思えず、残る二人にもなんらかの請求を行うことになりそうです。
不幸な事件ではあるものの、犯人を特定できたのは幸いで、泣き寝入りせずにすんだのはまだ良かったと思うしかなさそうですが、リチャード・ストリープさんはSNSを通じ「誰もが一生懸命に働いている。そして社会において正しい行いをしようとしているし、何か自分が愛するもののために働いている。その対象がクルマであれ何であれ」と語り、今回の不法行為について強い憤りを見せています。
誰にとっても「対岸の火事」ではない
そしてこういった例については「他人ごと」ではなく、というのもぼく自身同様の被害を受けたことがあるから。
幸いにして凹みや塗装の剥がれは無かったものの、誰かが(駐車していた)ぼくのクルマのバンパーの上に腰掛けて写真を撮ったようで、バンパーにはポーズを決めるためにお尻をグリグリ動かした際についたと思われる無数の擦り傷、そして指紋も。
擦り傷はポリッシュすれば落ちる範囲だったのでまだ良かったのですが、もし座った人の衣類に金属がついていたりしたらもう致命的。
これも不幸中の幸いと考えるより他ないものの、「まさか自分がこういった例に当たるとは」という感じ。
そこからは安全性を確保できる環境のみを選んで駐車するようにしていますが、リスク管理がこれほど重要な意味を持つようになったことはかつて無い、とも考えています。
VIA: KFOX14