| コントロールパネルはアヴェンタドール風、V12サウンドも奏でる |
さて、フェラーリやランボルギーニは様々な業種の様々なメーカーにライセンスを与え、様々な製品の製造を許可しています。
これによって、フェラーリだとアパレルやサングラス/腕時計やミニカーなど、そしてランボルギーニもからもやはりアパレルやバッグ、シューズ等のグッズが多数販売されることに。
そして今回紹介したいのは、そういった中でもかなり異色と思われる「マッサージチェア」。
ずっと以前に、韓国のマッサージチェア製造メーカーが「ランボルギーニっぽいマッサージチェアを作った」という内容を紹介したような気もしますが、どうやらそのチェアが正式に「ランボルギーニからの認証を受けた」ということになりそうです。
そのマッッサージチェアはあまりにもランボルギーニだった
そしてこのマッサージチェアの名は「LBF-750」。
見ての通りランボルギーニ・アヴェンタドールのデザインを模したもので、凄まじいインパクトがありますね。
カラーはレッド、ホワイトのほかイエロー、ブルーの4色。
価格は29,999ドル(邦貨換算で325万円くらい)、輸送と設置は無料だそうです。
もうマッサージチェアというよりも、ロボットかなにかに変形しそうですね。
そのディテールもやはり「ランボルギーニ」
そしてこのメーカー曰く「どんな細部に至るまでもランボルギーニらしさを追求した」とのことですが、スイッチ部分もたしかにランボルギーニ。
電源スイッチと思しき部分はアヴェンタドールのエンジンスターター風です。
サラウンドシステムやLEDムードライトも装備し、「マッサージモード」によってはヒーリングサウンドと光で癒してくれたり、”スーパーカーマッサージ”モードでは実際にアヴェンタドールに搭載されるV12エンジンサウンドを発する模様(サウンドで気が昂ってマッサージどころじゃないかもしれない)。
こちらはスマートフォン型のコントロールユニット。
マッサージ状況やモードなどを示してくれ、もちろんランボルギーニのロゴとエンブレム付き。
それにしてもこの「オレは世界を手に入れた」感。
まさに覇者にふさわしいマッサージチェアなのかもしれません。
スーパーカーメーカーはレストランを展開すればいいと思う
上述のように、スポーツカーメーカーやスーパーカーメーカーは多くのグッズを販売していますが、ぼくがいつも思うのは「それらスポーツカーメーカーやスーパーカーメーカーはレストランを展開すればいいのでは」ということ。
現在多くの自動車メーカーは従来の顧客の重用に加えて新規顧客の獲得に力を入れていて、その「コンタクトポイント」をいかに設定するかに苦労しているように思えます(現在はSNSに重きを置いているようだ)。
そしてスーパーカーオーナーは高所得かつグルメなことが大半なので、フェラーリやランボルギーニが(オーナー向けとして)イタリアンレストランを手掛けたり、非オーナー向けに、しかしブランド浸透を目的にオシャレな(そこまで飲食費が高くない)カフェをオープンさせてはどうかと考えたりするわけですね。※ポルシェはときどき、期間限定でカフェを開いている
SNSに比較すると、こういった飲食店は局地的であり、効果は限定的かもしれませんが、もちろんこういったレストランやカフェはSNS上での拡散が見込めますし、レストランの方では「手の届かない憧れ」、カフェの方では「親しみやすさ」を演出したりしてもいいのかもしれません。
現在スーパーカーディーラーは、メーカーの方針によって都市部の商業地、しかも一等地にショールームを構える傾向が強く、であればディーラーとカフェ/レストランを併設するのもひとつの手段であり、ぼくとしては是非実現してほしいところ(一部ディーラーはすでにこういった展開を行なっているようだ)。
なお、ランボルギーニであれば、「(エンブレムが猛牛なだけに)焼肉店」をオープンさせれば結構話題になるのになあ、と考えたりします。
参照:Bodyfriend