| さすがにこの状態では廃車にせざるを得ないと思われる |
それでもドライバーは無事、ちゃんと生存空間を確保してドアが開くのは「さすが」
さて、アメリカにて希少なフェラーリ488ピスタ・スパイダーがクラッシュし、ひっくりかえってしまったという案件が発生。
これはテネシー州とノースカロライナ州の山間部を走る、曲がりくねった2車線のハイウェイ「テール・オブ・ザ・ドラゴン」にて発生したものだそうですが、11マイルの間に318ものカーブがあることで知られ(いろは坂のアメリカ版のようなものか・・・)、腕に覚えのあるドライバーが集まることでも有名だと報じられています。※アメリカというと直線をぶっ飛ばすことが多いように感じられるが、峠好きもいるようだ
どうやら路面のコブに乗ってしまった模様
そしてこのフェラーリ488ピスタ・スパイダー全損の原因について詳細はわからず、伝えられる範囲では(おそらく)時速30マイルの制限速度を超え、「グラビティキャビティMM3」と呼ばれる区間で、悪名高い路面のコブに乗ってしまい、コントロールを失った後、崖側に乗り上げる形でひっくり返ったとされています。※Facebookの投稿へのコメントを見ると、路面がウエットだったという情報も
停止したのは反対車線側だそうですが、幸いなことに対向車はなく二次的な事故も発生せずにすみ、このフェラーリ488ピスタ・スパイダーのドライバーもまた重傷を負わずに済んだ、とのこと。
限られた情報によると、このフェラーリ488ピスタ・スパイダーはほかのスーパーカーやハイパーカーとともに(画像を見ると、ポルシェ918スパイダーも一緒に写っている)この峠を「攻めていた」ようで、その中での不幸な事故ということになりそうです。
車両の状態はまさに悲惨だと言ってよく、全方位に渡り破損した上、ルーフが潰れており(それでも、オープンモデルにかかわらずサバイバルスペースがちゃんと確保されている)、さらに停止後「逆さまになったまま」エンジンが動いていたという情報もあり(当然ながらその状態でエンジンを動かすのはエンジンにとってよろしくない)、まず全損だと考えて良いかと思います。
事故前はこんな勇姿を誇っていた
なお、こちらは事故の前の姿。
ロッソのボディにホワイトのストライプ、そしてブロンズホイールにイエローのブレーキキャリパーという仕様を持ち、いわば「理想的」な組み合わせだとも言えそうです。
リアディフューザーにはレッドのハイライト、そしてイタリアンカラーのアクセントも見られますね。
もともとフェラーリ488ピスタは非常に入手な困難なクルマでしたが、それに輪をかけてこのオープンモデル「フェラーリ488ピスタ・スパイダー」は手に入れることが難しく、本当に残念なことになったなあ、と思います。
今回のフェラーリ488ピスタ・スパイダーの事故に関する投稿はこちら
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