| 裕福なフェラーリファンであれば金額にこだわらず子供に買い与えることになりそうだ |
なお、方々に配慮して「フェラーリ」の名は使用されていない
さて、RMサザビーズの開催するオークションへと「3/4スケールの」乗用フェラーリF40レプリカが登場予定。
ただしフェラーリ公認ではないので「フェラーリ」ではなく「Fレーサー」と表記されており、フロントやホイールセンターのエンブレムにも跳ね馬やFerrariの文字はなく、黄色い四角やサークルが表現されるのみとなっています。
なお、搭載されるエンジンは(ミッドマウント!)270cc、最高速は時速65kmだというので、意外とバカに出来ない性能を持っているということになりますね。
このフェラーリF40、もといFレーサーはこんなクルマ
そこでこのFレーサーを見てみたいと思いますが、見た目はもうほとんどフェラーリF40。
縮小するにあたってほぼデフォルメされおらず、実車さながらのプロポーションを持っています。
なお、ルーフは取り外し式となっていて、これを外せば大人でも乗ることができそうですね。
ヘッドライト(実車だとポジションランプとウインカー)は簡略化されているものの、かなり忠実に実車を再現。
リアも雰囲気が非常によく出ていて、テールランプやウイング、グリルも遠目だと実車さながら(テールパイプはフェイクだが、ちゃんと3本が出ている)。
このポリカーボネート製リアウインドウはあまりに秀逸ですね。
このフェラーリF40が製作された経緯や背景は不明だが
なお、このフェラーリF40が製作された経緯やビルダーは公表されておらず、しかし見た感じでは「新車」。
かなりの情熱を持って作られたことは間違いなく、予想落札価格が最高で4万ドル(550万円くらい)に設定されているのにも納得です。
エンジンはこの通りリアミッドにマウントされ、ちゃんとサスペンションも装着されています(トランスミッションは2速リダクションギア)。
シートやフロアカーペットもけっこうしっかりしていて・・・。
シートベルトもちゃんと装備!
実際に使用することはないものの、ハーネスホールまで再現されているのにはちょっと驚き(けっこう手間がかかったと思われる)。
ステアリングホイールにはセンターマーク入り、そしてグリップはアルカンターラ巻き。
エンジンスタートはキーにて行い、油温計と水温計がダッシュボードに備わります。
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参照: RM Sotheby’s