｜ 普通の人だと、間違いなくもっと一般的なフェラーリを商品化しようと考えるはずだが ｜
どうやらタカラトミーには本物のオタクが潜んでいるようだ
さて、大人のチョロQと題される「チョロQ Zero」より、「フェラーリ（288）GTO、365 GTB4コンペティツォーネ」が11月に発売予定。
ちなみにこのチョロQ Zeroからはいくつかフェラーリが発売されており、しかしそのほとんどがスペチアーレやコンペティションモデルで構成されているので、担当者は相当にマニアックな人物なのだと思われます。
そこで新製品、そして既存製品（いくつかはもう廃番になっている）のラインアップを見てみましょう。
チョロQ Zeroからはこんなフェラーリの新製品が登場
まずはフェラーリ288GTO（3,190円）ですが、商品名にフェラーリが正式名称だとする「GTO」と表記しているところからしてマニアック。※正式名称としては”288”はつかない
カラーはイエロー、ブラック、レッドが存在し・・・。
テールパイプやデフも作り込むというこだわりよう。※実際の288GTOはロッソコルサのみ
そしてこちらは365GTB4コンペティツォーネ（3,190円）。
こちらも商品名に"デイトナ"が入らないところがなんとも渋いと思います（"デイトナ"は通称名であり正式名称ではない。フェラーリも半ば認めているけれど）。
カラーは3色、そして透明のパーツにて特徴的なヘッドライトが再現されています。
ホイールやドアミラーなどの再現性も高く、熱いソウルをもって作られたことがわかりますね。
こちらは昨年末に発売済みのフェラーリF40コンペティツォーネ。
やはりカラーはイエロー、レッド、ブラックの3色です。
サイドウインドウが「スライド式」となっていたり、バンパー中央に大きなラジエターが見えたり、ドアミラー形状も専用だったりと「こだわりすぎ」な一台です。
こちらは珍しくカタログモデルのフェラーリF355スパイダー。
フロントフェンダーにはスクーデリア・フェラーリのエンブレムが再現されています。
当時人気にあったダークブルーバージョンも存在しますが、ボディカラーによって内装色が異なるところがナイス（このほかにイエローも発売されている）。
こちらはロードカーのF40。
やはりブラック、レッド、イエローという構成です（実車のF40はロッソコルサのみしか製造されていない）。
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フェラーリF355ベルリネッタも発売済みで・・・。
こちらはブルー、ホワイト、シルバーというラインアップであり、そのモデルによってボディカラーを微妙に変えているところがなんともマニアック。
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一体誰がこのマニアックなモデルラインアップを考えるのかぜひ知りたい
さらにマニアックなのがF355チャレンジ。
カラーはイエロー、レッド、ブラックの3色で、ホイールもちゃんと「チャレンジ」仕様です。
F50だとグリル内の跳ね馬や特徴的なホイールも再現ずみ。
やはりロッソ、ネロの2色が揃います。
ちなみにF50にはクローズドバージョンもラインアップれており、こちらはジャッロとロッソという品揃え。
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こちらのフェラーリ250GTOはヘッドライトカバーのリベットやフロントフードのストラップまで再現するというこだわりよう（この前後フェンダーのデフォルメ具合は見事である）。
こちらはリバリー入り。
こういったデフォルメバージョンのミニカーは「どこを切り捨てて、どこを強調するか」が重視され、ある意味ではちゃんとしたスケールモデルよりもデザインするのが難しいと考えていますが、このチョロQ Zeroについてはフェラーリのみならず、日産、ホンダ、ランボルギーニなど「どれをとっても」素晴らしいデフォルメ具合となっており、その出来栄えには驚かされるばかり。
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なお、こういった感じで比較的フェラーリには注力しているトミカではあるものの、ブラーゴとのタイアップで2020年から展開していた「トミカ プレゼンツ ブラーゴ」についてはコンテンツが消去されており、もしかするとこちらは（残念ながら）提携を解除してしまったのかも知れません。※一方、タミヤとのコラボという売れ新発表もあった
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