フェラーリ・プロサングエとランボルギーニ・ウルス・ペルフォルマンテが「初」対決。ハイパフォーマンスSUVがお互いの誇りをかけて加速を競う【動画】

｜　両者のスペックやパッケージングは「非常に」似ているが、エンジン特性は似て非なるものと言えるだろう　｜

やはり重量の重いSUVには「ターボパワー」が有利だと言えそうだ

さて、先日いち早くランボルギーニ・レヴエルトのドラッグレース動画を自身のYoutubeチャンネルに公開したcarwow。

今回なんとランボルギーニ・ウルス・ペルフォルマンテとフェラーリ・プロサングエという最新ハイパフォーマンスSUV同士の加速競争を公開しています。

ランボルギーニ・ウルス・ペルフォルマンテとフェラーリ・プロサングエはこんなスーパーSUV

そこでまずは両者のスペックから見てみると、ランボルギーニ・ウルス・ペルフォルマンテは666馬力 / 850Nmを発生する4リッターV8ツインターボエンジンを搭載し、8速トランスミッションを介して4輪を駆動します。

公称値だと0−100km/h加速は3.3秒、最高速は306km/h、車体重量は2,150kg、発売時の価格は3499万8464円。

対するフェラーリ・プロサングエは6.5リッター自然吸気V12エンジンを搭載し、その出力は725馬力 / 716Nm、トランスミッションは8速DCT、駆動方式はもちろん4WD、0−100km/h加速は3.3秒、最高速は310km/h、車体重量は2,033kg、その価格は4760万円。

つまり出力はプロサングエのほうが高く、しかしトルクはウルスのほうが大きく、車体重量はプロサングエのほうが軽く、そしてエンジン搭載位置やトランスミッション、駆動方式は似通っているということに（厳密に言うならば、ウルスのトランスミッションはエンジン直結、プロサングエはトランスアクスル）。

実際にランボルギーニ・ウルス・ペルフォルマンテとフェラーリ・プロサングエがドラッグレースを走ったらこうなった

そこでランボルギーニ・ウルス・ペルフォルマンテとフェラーリ・プロサングエとがドラッグレースを走った結果ですが、数本走ったうち、最初の方はランボルギーニ・ウルス・ペルフォルマンテの圧勝で、しかしこれはフェラーリ・プロサングエの設定がうまくゆかなったことが理由であるように見受けられます。

しかしその後プロサングエは調子を取り戻して最終的には「同着」となり・・・。

制動距離においてもほぼ同じ（わずかにプロサングエのほうが距離を要する）。

不思議なことに、あるいは当然の結果というべきか両者のパフォーマンスは同じレベルにあり、このあたりがハイパフォーマンスSUVにおけるひとつの到達点ということなのかもしれませんね。

ランボルギーニ・ウルス・ペルフォルマンテとフェラーリ・プロサングエがドラッグレースを競う動画はこちら

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参照：Carwow