フェラーリ本社付近を走る296スペチアーレ「プロトタイプ」が目撃される。そのほかSF90XX系の生産が本格化したと見え複数の個体が走行中【動画】

｜　フェラーリ296スペチアーレは2026年第1四半期より生産開始とアナウンスされている　｜

ここ最近のフェラーリは「新型車ラッシュ」が一段落

さて、スーパーカーストーカーを自称するユーチューバー、Varryx氏が「最近のフェラーリ本社付近を走るクルマ」を捉えて自身のYouTubeチャンネルへと公開。

ここで目を引くのは現在の最新モデル「296スペチアーレ」のプロトタイプですが、296GTB用ホイールを装着しテストを行う様子が納められています。

ボディカラーはおそらく296スペチアーレの登場に伴い設定されたヴェルデ・ニュルブルクリンク、そしてボディにはカモフラージュ用シートともに高電圧ステッカーが貼られていることがわかりますね。

なお、この2967スペチアーレは2026年第1四半期に生産される予定であり、その「期間限定」生産が終了した後にオープン版である296スペチアーレAの製造が開始され、それが終われば296GTB/296GTSの後継モデル（296ムジェッロと命名される可能性が高いものと思われる）の生産が開始されると見られています。

フェラーリ本社付近にはこんなクルマが走っている

そこで今回の動画に登場する車両の一部を見てみると、まずは296GTBにローマ・スパイダー。

養生の様子から見て、これらは「顧客に納車される」クルマたちだと思われます。

一方、296スペチアーレ/296スペチアーレA、そしてF80の発表が終わったこともあって、それらの「カモフラージュ車両」の姿が見られなくなり、現在のマラネロは「比較的静か」という感じですね（ただ、ローマ/ローマ・スパイダー後継モデルの開発が行われているはずである）。

そしてSF90XX系の生産が本格化していると見えいくつかの個体を確認でき、こちらの296XXストラダーレはイエローにブラックのストライプ、そしてブラックのホイール（フェラーリではブラックのホイールが珍しい部類に入る）。

ロッソにカーボンホイールを装着したSF90XXスパイダー。

SF90XX系に関しては「ナンバー」を入れる個体が多く見受けられますが、この数字は（基本的に）好きなナンバーを選ぶことができ、フェラーリの主催するレーシングプログラム参加者は自身のパーソナルナンバーを入れることができるようですね。

そしてこの「数字」を通常オプションの範囲内で入れることができるのは「スペシャルモデル」に限られるように見え（カタログモデルのオンラインコンフィギュレーターではこの選択が出てこない）、「せっかくスペシャルモデルのみに用意されるのであれば」と考え、ナンバーを入れるオーナーさんも少なくはないのかもしれません。

こちらのSF90XXストラダーレはブラックにライムの（ボディとホイールに）アクセント、そしてドアには「XX」の文字。

フェラーリ本社周辺を走るクルマを収めた動画はこちら

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参照：Varryx