| その価格は4億3000万円(新車価格の倍以上) |
サウジアラビアにて、レア中のレアモデル、「ランボルギーニ・チェンテナリオ・ロードスター」の中古が販売中。
「チェンテナリオ(Centenario)」は「100周年」を表すイタリア語で、その名の通りこのクルマは「フェルッチョ・ランボルギーニ(ランボルギーニ創業者)」生誕100周年を記念して発表されたもの。
ベースはアヴェンタドールとなりますが、出力は770馬力にまで向上しており、0-100km/h加速2.8秒、最高速度は350km/hという比類なきパフォーマンスを誇ります。
ランボルギーニ・チェンテナリオのカラーは多種多様
なお、この100周年記念車としては「チェンテナリオ・クーペ」が20台、「チェンテナリオ・ロードスター」が20台、つまり合計40台が販売されており、そのうち数台はネット上でもその姿が公開されています。
そして、この「チェンテナリオ」にはヴィジブルカーボンファイバー製ボディパネルはじめ様々な仕様を選ぶことができ、およそ「1台1台すべて異なる」カラーリングを持つことも一つの特徴。
今回のチェンテナリオについては、これまでネット上にて姿を見せたことはないと思われるもので、そのカラーリングは「グレーにオレンジとブラックのアクセント」。
ブレーキキャリパー、そしてタイヤレターもオレンジ。
タイヤはピレリの「カラーシリーズ」だと思われ、しかしこれには「オレンジ」が存在しないため、このオレンジレターは特注品だと考えて良さそう。
インテリアもブラック×オレンジ。
シートの骨格やバルクヘッドなどはヴィジブルカーボン(グロスブラック仕上げ)。
シートそのものはレザーとアルカンタラとのコンビとなり、ステッチにはオレンジが採用されています。
なお、このカラーリングはランボルギーニがかつて販売していた「ムルシエラゴLP650-4ロードスター」と同様で、このチェンテナリオのもともとのオーナーさんはムルシエラゴLP650-4ロードスターも保有しているのかもしれません。
ちなみにムルシエラゴLP650-4ロードスターは2009年に限定50台のみで販売されており、日本には3台が正規輸入されています(新車価格は45,386,250円)。
こちらのエンジンは6.5リッターV12、出力は650馬力、0-100km/h加速は3.4秒、最高速度は330km/h。
一方チェンテナリオ・ロードスターの新車価格はおよそ2億円ですが、今回販売されている価格は邦貨換算で4億3000万円程度のプライスタグを掲げています。
つまり新車の「倍以上」の価格ではありますが、実際にそれだけの価値があるモデルだとも言えそうですね。
VIA: James Edition