| この1~2年、ランボルギーニはかつてない忙しさを迎えることになりそうだ |
それと当時に「いまだかつてないほどの新型車ラッシュ」に
さて、イタリア拠点にてフェラーリやランボルギーニのスパイビデオを届けてくれるユーチューバー、Varryx氏。
今回はランボルギーニ本社から出てくる奇妙な車両2台をYoutube上へとアップしています。
まずひとつはこのウルスで、ブラックのボディにイエローのグラフィックが施され、「RESCUE CAR」という文字も見えますね。
そのほかイエローのアクセントが入ったホイール、頑強な前後プロテクションバーにウインチ、ルーフ上のラックやLEDライトバー/ワークランプも確認可能。
このランボルギーニ・ウルスは一体?
そこで気になるのが「このランボルギーニ・ウルスは一体何なのか」ということですが、これはランボルギーニがウルス発表時に開催した「砂漠を走破するメディア/ディーラー試乗会」に参加していたウルスと同一だと思われ、そしてその装備はダテではなく、実際に”スタックしてしまった”試乗用のウルスを救出したりする役割を負っていたもよう。
ちなみにですが、ランボルギーニがウラカンのオフロード版「ウラカン・ステラート」の極寒テストを行っていた際にもこのウルスが帯同しており、世界中を股にかけて活躍するランボルギーニだとも言えそうです。
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ただ、今回なぜこのウルスがランボルギーニ本社周辺を走っているのかはちょっと謎で、もしかすると近いうちに「出番」があり、その機能のチェックを行っているのかもしれません。
ちなみにですが、ウルスは8月にフェイスリフト(マイナーチェンジ)版が発表されるといわれ、そのスパイフォトや動画もチラホラ出回っている状態。
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まだまだ全身を偽装に覆われた状態ではあるものの、ウラカン・テクニカ同様、フロントバンパー両サイドにはY字を構成するスリットが設けられており、アヴェンタドール後継モデルともども、すべてのラインアップで共通する顔つきが与えられることになりそうです。
謎のランボルギーニ・ウラカンもテスト中
そしてこの動画に映っているもう一台の「謎」プロトタイプがこのランボルギーニ・ウラカン。
見たところウラカンの初期モデルである「ウラカンLP610-4」のように見えますね。
ただし後ろを見るとテールパイプの位置がウラカンLP610-4とは異なって「上」のほうに。
これが何を意味するのかはわかりませんが、おそらくは(2024年に登場するという)ウラカン後継モデルの初期プロトタイプなんじゃないかと考えています。
このウラカン後継モデルについては様々な案があると言われていて、有力なのが「V10を捨ててV6ターボ+ハイブリッド」という構成を持つというもの。
つまりフェラーリ296GTBやマクラーレン・アルトゥーラと似たようなパッケージになる可能性が論じられていますが、ウラカン後継モデルでは「(おそらくフロントにもモーターを積んで)前輪を駆動する4WDになる」という差別化がなされるのではと考えています(そのぶん、コストは高くなりそうですが)。
ちなみにこのプロトタイプのガラス製エンジンフードの「中身」は見えないように加工されているようで、つまり新しいパワーユニットが収まっていると考えていいのかも。
そして現行モデルではなく、(減価償却がなされている)前期型ウラカンにハイブリッドパワートレインを搭載し、ひとまずはコストを抑えてその評価を行っているのだとも推測できます。※新しいパワートレインを複数テストしているのか、すでにひとつに絞っている段階なのかはわからない
ランボルギーニが「謎の車両」をテストしている動画はこちら
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参照:Varryx