| マンソリーによるウルスのチューニングプログラム「ヴェナタス」は相当に人気があるらしい |
実際に肉眼で見ると相当な迫力があるのだろう
さて、マンソリーはランボルギーニ・ウルスをベースとしたチューニングプログラム「ヴェナタスS」を展開していますが、今回は「ウルスS」「ウルス・ペルフォルマンテ」向けの最新版「ヴェナタスS」を発表し、ローンチエディションとして9台のみを限定販売する、とアナウンス。※昨年末に一部の画像が公開済み
その特徴として「(これまでのヴェナタスSに対して)新しくなった前後バンパー」「新デザイン、そして2パターンのルーフスポイラー」「出力が900馬力 / 1,100Nmに」「最高速325km/」「0-100km/h加速は2.9 秒」といった内容がリリースされています。
最新のランボルギーニ・ウルス・マンソリー「ヴェナタスS」はこんな内容を持っている
そこでこのランボルギーニ・ウルス・マンソリー「ヴェナタスS」の詳細を見てみたいと思いますが、マンソリーによれば「ウルスはマンソリーの顧客の間でもっとも人気のあるモデルのひとつ」。※たしかに中古市場にもよく出回っているので、相当な台数が製造されているものと思われる
ボディパネルのほぼすべてが入れ替えられていて、その多くには「鍛造カーボンファイバー」が使用されています。
なお、初回限定モデル「ローンチエディション」のみ”フルカーボンルーフ”仕様となり、ほかのマンソリー・ヴェナタスSとの差別化が図られているようですね。
フロントだとバンパーの総入れ替えにアグレッシブなスプリッターとカナードが装着され、フロントフードとフロントフェンダーも交換済み。
さらにはサイドステップも前後ワイドフェンダーに対応する形で拡張され、ボディパーツの多くには「Y」モチーフが採用されているもよう(フロントバンパーに組み込まれるLEDデイタイムランニングランプもY字形状を持っている)。
ちなみにリアのダブルウイングはこの「ラージ」のほか、「スモール」も用意されている、とのこと。
ホイールはマンソリーオリジナルとなる軽量鍛造「YN.5 Air」が装着され、フロントは10x24インチと295/30 R24サイズ(タイヤ)、そしてリアだと12.5x24インチに355/25 R24という組み合わせ。
エキゾーストシステムもマンソリーの専用品へと置き換えられ、テールパイプも特徴的なセンター出し3本へ。
なお、900馬力という途方もない出力については、このエキゾーストシステムと高性能触媒コンバーター、新しいエンジンマネジメントシステムによって達成されているのだそう。
ランボルギーニ・ウルス・マンソリー「ヴェナタスS」のインテリアはこうなっている
そしてこちらはランボルギーニ・ウルス・マンソリー「ヴェナタスS」のインテリア。
この個体は鮮やかなターコイズレザーを用いていますが、もちろんこのヴェナタスをオーダーする顧客は自由にカラーや素材、フニッシュを選択できる、とのこと。
マンソリーらしく細部に至るまでこだわりが発揮され、シートサイドのスイッチ部、ダッシュボードサイドにまでレザーが張られ・・・。
ルーフ内張りにはロールス・ロイスよろしく「スターライト」。
ボディ内外装のランボルギーニエンブレム、そしてバッジ類はすべてマンソリーへと置き換えられています。
そのほか、MANSORYロゴ入りシートベルト、MANSORYスポーツアルミペダル、MANSORYレザーフロアマットなど、文字通り数え切れないほどのディテールが盛り込まれており・・・。
このクルマを注文する顧客は「仕様を決めるだけ」でもかなりの時間を要することになりそうですね。
なお、このランボルギーニ・ウルス「ヴェナタス」の価格については公表されていないものの、これほどまでのこだわりのディティールが盛り込まれているとなると、車両価格の「軽く倍」程度は覚悟しておかないといけないのかもしれません。
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参照:Mansory